ドル円、152円台の上値が重い…衆議院総選挙を控え取引手控えムードか
欧米時間のドル/円予想レンジ:151.000-152.600円
東京市場のドル/円は、方向感が定まらない展開。5・10日(ゴトー日)の仲値公示にかけて152.10円前後まで強含む場面もありましたが、米長期金利の低下などを背景に失速しました。ただ、午後に入り151.40円台の安値を付けた後は152円台に持ち直しています。
今夜は、ドル/円に直接関係のありそうな特に注目すべきイベントは予定されていません。また、27日(日)に衆議院総選挙を控えていることから取引は手控えられる公算が高く引き続き方向感に欠ける相場展開となりそうです。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、下値は200日移動平均線が位置する151.40円台が下値支持として意識されて151円台前半で下げ渋りそうです。一方で上値は152円台半ば付近に近づくと戻り売りが入りやすく伸び悩む可能性があります。
ドル円 日足チャート
この後の経済イベント
10/25(金)
21:30 カナダ8月小売売上高
21:30 米9月耐久財受注
23:00 米10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
24:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
29:10 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
10/26(土)
24:20☆ベイリーBOE総裁講演
10/27(日)
-----☆衆議院総選挙・投開票
※☆は特に注目の材料
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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