【ドル/円】反発余地を探る動き。143.20-30を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退。
直近の日足は、東京市場で前日足から下寄りのスタートとなりましたが、実体が小さく下ヒゲの長い陽線で続落を食い止めています。前日の陰線の値幅内にも届いておらず、下値リスクがより高い状態に変わりありませんが、下値トライにも失敗した形で終えていることや、安値圏に現れた“タクリ足の陽線”は、大底確認時に見られることも多いことから、昨日付けた140.72で一旦底打ちした可能性が点灯しており、141円台からの売りも慎重に臨む必要があります。
短期トレンドは143.30超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、144.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは、下値リスクを残します。また、140円を割り込んで終えた場合は138円方向への一段の下落リスクが生じます。
トレンドの変化が認められないのでドル買いは様子見か、140.60に損切りを置くなら141.40-50まで引きつけて軽く試し買い程度に。売りは142.70-80で戻り売り。損切りは143.30で一旦撤退です。
日足の上値抵抗は142.50-60，143.20-30，143.90-00，144.50-60に、下値抵抗は141.80-90，141.40-50，140.20-30にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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