【ドル/円】“ドル強気”を維持。
直近の日足は小陰線で終え、小反落して終えています。単体では下げエネルギーの強いものではなく、トレンドも強い状態を保っています。160.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなりますが、週足の下値抵抗が160.00近辺に控えていること、6/26の陽線（安値159.67）が足元を支えており、これを下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。
今日は米雇用統計の発表待ちで（日本時間21：30発表）日中は様子見となりそうですが、今週発表されたISM非製造業景況指数、ADP雇用者数などの弱い経済指標を受けてドルが全般的に上値の重い展開となっています。
本日の雇用統計の予想値は、非農業部門就業者数：+190千人、失業率：4.0％ですが、インフレ鎮静化を判断するうえでは平均受給の伸びが鈍化するかどうかが注目されます。市場予想は前月比0.3％（前月0.4％）、前年比3.9％（同4.1％）です。
ドル買いは1日様子見か160.30-40まで引きつけて。損切りは159.60で一旦撤退です。売りは様子見です。
日足の上値抵抗は162.00-10，162.30-40，163.10-20に、下値抵抗は、160.90-00，160.30-40，159.60-70にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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