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S&P500は小幅に上昇。テスラ、アップルが相場を押し上げた(市況と分析)2024/4/30

 

S&P500 レポート タイトル画像

S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。

※最新のS&P500レポートはコチラ

ここまでのS&P500の値動き まとめ

4月29日の米国株式市場でS&P500は前日比16.21ポイント(0.32%)高の5116.17で取引を終え、2営業日続伸した。ただし、4月月初来では2.63%安となり、6カ月ぶりの反落ペースとなった。

中国での完全自動運転の暫定承認が報じられたテスラが15.3%高となったほか、アナリストが投資判断を引き上げたアップルが2.5%上昇し、相場を押し上げた。今週決算発表を控えるアマゾン・ドット・コムの上昇や米10年債利回りの低下も追い風となった。一方、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォームズなどの下落が上値を圧迫した。

先週からIT・ハイテク株の決算が始まっており、概ね良好な内容が多く市場に安心感が広がっている。S&P500企業の45%以上が発表を終え、8割が予想を上回る利益を計上している。

今週は引き続き決算発表が予定されているほか、FOMCの結果発表と週末の米雇用統計を控えている。FOMCについては、前回よりもタカ派なスタンスが示されると見られており、市場も年内の利下げ期待を1-2回まで低下させている。

最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)

30分足チャート

S&P500CFD30分足チャート

日足チャート

S&P500CFD日足チャート

日足チャートを見ると、10日移動平均線は右肩上がりに転換し、価格は移動平均線の上に位置した。相場の過熱感をはかるRSIは「買われすぎ」とされる70%近くまで上昇してきた。

※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

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S&P500の上昇・下落要因

上昇要因

経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。

下落要因

経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。

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