
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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動画の内容 ポイントまとめ
本日のドル円は154円台後半で高止まり状態が続いている。
テクニカル分析で見ると、移動平均線3本とも上向きを維持しており強気のパーフェクトオーダーを形成している。RSIは70ライン上で推移しているが横ばいになっており上昇トレンドが継続しているものの上昇の勢いが衰えていることが分かる。
本日も154円台での推移が続く可能性があると見ている。基本的な見方としては、155円に近づくと本邦当局による円買い介入への警戒から伸び悩む展開になりやすい。一方で日米の金利差の観点からドル買い・円売りの動きになりやすく154円台前半や153円台では押し目買いが入りやすいだろう。そうした動きの中で、レンジを意識して取引を行うといいのではないかと思っている。
ちなみに、外為注文情報を見ると154.70円~155.00円付近に売り指値が多く待機している 。個人投資家も引き続き154円台後半の上値は重いと見ているのだろう。
また、今日はドル円に直接関係するイベントが予定されていない。さらに、今週末の4月26日には日銀金融政策決定会合、来週5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているため方向感を伴った値動きは出にくいと考えられる。
その他、今週の注目イベントは4月25日に米1-3月期GDP・速報値、新規失業保険申請件数、26日のPCEデフレーターが注目だ。米国の利下げ開始時期を巡る市場の見方に変化があるとドル相場に影響あるだろう。なお、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期に関しては、先物市場で7月開始が5割程度、9月開始だと8割程度織り込まれている。
また、26日に日銀が金融政策を発表する。このタイミングで利上げはないと言われている。植田日銀総裁は円安進行による物価高の影響次第では金融政策の変更もあり得るとの見解を示している。今後の追加利上げの可能性を巡って、日銀展望リポートと記者会見に注目が集まっている。
<ドル/円 日足チャート>

最新のドル/円相場を解説
■来週の注目イベント一覧
4/23◎米3月新築住宅販売件数
4/23◎テスラ1-3月期決算
4/24◎米3月耐久財受注
4/24◎メタ・プラットフォームズ1-3月期決算
4/25☆米1-3月期GDP・速報値
4/25☆米新規失業保険申請件数
4/25◎アルファベット1-3月期決算
4/25◎マイクロソフト1-3月期決算
4/26☆日銀金融政策決定会合
4/26☆日銀展望リポート
4/26☆植田日銀総裁記者会見
4/26☆米3月PCEデフレーター
☆特に重要 ◎重要
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経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。
