指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
高値もみ合い、米雇用関連指標が動機付けとなるか
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は高値圏でもみ合い。ドル/円は序盤に151.502円まで下押したものの、米長期金利の上昇に伴うドル買いから、151.795円まで上昇した。ただ、上値トライの機運は高まらず、取引一巡後は高値水準でもみ合った。
現状レベルの上側は151.700円~152.100円に断続的にまとまった売りが並んでいるほか、151.800円、152.000円、152.050円、152.100円にストップ買いが散見される。一方で、下方向は151.100円~151.550円に買いが並んでいるほか、151.100円、151.400円、151.450円、151.500円にストップ売りが確認できる。上下狭いレベルに売りと買いが並んでおり、膠着感は強い。今晩の米2月雇用動態調査が、この膠着感を打ち破るのか注目される。
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