指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
警戒レベル上昇、151円後半に売り集まり始める
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は神経質な展開に。田村日銀審議委員の発言が早期の利上げに消極的と受け止められると、ドル/円は151.968円と1990年以来の水準へ上昇した。その後、鈴木財務相が「あらゆる選択肢排除せず、必要なら断固たる対応を取る」と述べると、151.50円台まで下落した。しかし、権利付最終日となる本日は株式市場が堅調だったこともあり、ドル/円は151.80円付近へ戻すなど荒い値動きとなった。
現状レベルの上側は151.700円～152.150円に断続的に売りが並んでいるほか、152.00円～152.100円にストップ買いが散見される。一方で、下方向は151.150円～151.600円に買いが並んでいる。また、151.150円、151.350円～151.450円、151.550円、151.600円にストップ売りが確認できる。
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