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ユーロ円今週の予想「強気を維持。163円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。」FXチャート分析 2024/3/25

【ユーロ円週間予想】“ユーロ強気”を維持。165円台に乗せて終えるか、164円超えの越週で一段高へ。163円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。 

 日足は2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、短期トレンドは強い状態を保っており、調整下げの範囲内に留まっています。とはいえ、直近の日足が下げエネルギーのやや強いものであることから、もう一段下押す可能性があります。現状は163.50-60、163.00-10の日足の下値抵抗を守って終えていますが、163円を割り込んで終えた場合は、調整下げの動きが強まって162.00前後まで下値余地が拡がる可能性が生じます。この場合でも調整下げに留まるなら押しは深い場合でも161.00±10銭に留まると見ています。但し、160円割れで終えた場合は短期トレンドの変化に注意。159円割れで終えた場合は、短・中期トレンドが変化して158円台の抵抗を切り崩しつつ一段の下落に繋がり易くなります。逆に、165円台を回復して終えるか、週足が164円台に乗せて越週すれば、ユーロ強気の流れが継続して、上値余地を探る動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は164.60-70,165.20-30,167.10-20に、下値抵抗は163.50-60,162.90-00,162.00±10銭、161.40-50にあります。21日、120日、200日移動平均線は162.70,160.11、158.92に位置しており、短・中期トレンドともに“ユーロ強気”の流れを維持しています。

 一方直近の週足は、寄り付き安値の陽線引けとなり、続伸して越週しましたが、この陽線の上ヒゲが長く上値トライに失敗して押し戻された形となっており、上値余地が限られる可能性が高いものです。寄り付き安値の陽線は翌週も下げ渋る傾向が強いものですが、この陽線の値幅(安値161.96)を下抜けて越週した場合は下値リスクが点灯します。この場合でも中期トレンドが強い状態にあり、160円台までの下げは調整下げの範囲内となります。但し、159円を割り込んで越週した場合は、中期トレンドも変化して155円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に、この陽線の上ヒゲ部分に実体を置く陽線引けとなった場合は、強気の流れを維持して一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は163.50-60,165.10-20,167.00-10に、下値抵抗は162.90-00,161.90-00,161.00-10,160.00-10にあります。31週、62週移動平均線は159.55と154.21に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

 今週の戦略は、163.00-10の押し目を軽く拾って162.70で浅めに撤退するか、162.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは161.30で撤退です。売りは様子見か、164.60-70まで引き付けて。損切りは165.30で撤退です。

 上値は、164.00-10に軽い抵抗が、164.20-30,164.60-70,165.20-30にやや強い抵抗がありますが、全てクリアして165円台に乗せて終えれば、浅い調整下げが終了して一段のユーロ上昇へ。下値は、163.50-60,163.00-10に日足の下値抵抗がありますが、全て下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して、162.60-70,162.40-50,162.00±10銭、161.50-60,161.00-10にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。調整下げに留まるなら押しはこれを大きく下抜けない可能性が高くなりますが、160円も割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクに注意が必要となります。159円割れで終えた場合は中期トレンドも変化する可能性が高くなります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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