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ドル/円、1カ月ぶりの147円台へ下落…3月日銀マイナス金利解除観測がさらに高まる(NY市場の見通し)2024/3/7

 

ドル/円、1カ月ぶりの147円台へ下落…3月日銀マイナス金利解除観測がさらに高まる

東京市場のドル/円は、149円台を割り込む展開。中川日銀審議委員の発言を受けて3月日銀会合でのマイナス金利解除の観測が高まると円買いが強まりました。午後には一時148.40円前後まで下落する場面もありました。

欧州市場では、「一部の政府関係者が日銀が3月か4月の金融政策決定会合でマイナス金利を解除することへの容認姿勢を示した」、「24年春闘の賃上げ要求が平均5.85%」などと伝わったことでさらに円買いが強まると約1カ月ぶりとなる147円台へ下値を拡大しました。

今夜は米新規失業保険申請件数に注目が集まります。市場予想は21.6万件で前回(21.5万件)と同程度と見られています。明日に米2月雇用統計を控えているため予想と結果に大幅な乖離があるとドル/円相場は敏感に反応しそうです。米労働市場に関する経済指標では、米2月チャレンジャー人員削減数も発表されます。また、欧州中銀(ECB)の声明やラガルド総裁の記者会見を受けたユーロ相場のドルや円に対する値動きにも注目しておきましょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、2月中旬からのレンジ下限149.00円を下抜けると一時147.80円台へ下落しました。ただ、直近の上昇幅に対する61.8%押し水準という事も一旦は下げ止まっています。3本の移動平均線が下向きとなりRSIが50ラインを割ったこともあり下落バイアスが強まっています。61.8%押しの水準をしっかりと下抜けた場合は80日線が位置する147.00円台に向けた動きになる可能性があります。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

3/7(木)
21:00 メキシコ2月消費者物価指数
21:30 米2月チャレンジャー人員削減数
22:15☆ECB政策金利
22:30 カナダ1月住宅建設許可件数
22:30 カナダ1月貿易収支
22:30☆米新規失業保険申請件数
22:30 米1月貿易収支
22:45☆ラガルドECB総裁記者会見
24:00☆パウエルFRB議長講演
25:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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