
ドル/円、一時149円台前半へ下落…日銀によるマイナス金利解除に関する報道
東京市場のドル/円は、上値の重い展開。前日NY市場の流れを引き継ぐと150.00円台で伸び悩み、149.80円台へ小緩むなど小幅なレンジでの推移となりました。
欧州市場に入ると、「日銀3月会合で一部出席者がマイナス金利の解除が妥当と意見表明する見通し」との報道を受けて円買いが強まりました。一時149.33円前後まで下落しています。ただその後は149.80円前後へ持ち直すなど荒い値動きとなっています。
NY市場でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言が予定されています。今後の金融政策について何を語るか市場の注目が集まっています。また、8日の米2月雇用統計を前に労働関連指標である米1月JOLTS求人件数にも関心が寄せられています。市場予想では885.0万件と前回(902.6万件)から減少すると見られています。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、150円を挟んだレンジ推移が続いています。足元では149円台での推移となっていますが、直近は下ヒゲを伸ばして150円台へ持ち直す動きが続いているため今回も下げ渋る可能性があります。また、RSIが50ラインに近づいており同水準が反発ポイントとなることも考えられます。上昇基調が続いていますので、149円台では押し目買いが入りやすくなりそうです。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
3/6(水)
19:00 ユーロ圏1月小売売上高
21:30☆英春季財政報告
22:15☆米2月ADP全国雇用者数
23:45☆カナダ中銀政策金利
24:00☆米1月JOLTS求人件数
24:00☆パウエルFRB議長議会証言
24:30 EIA週間原油在庫統計
26:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
28:00 米地区連銀経済報告
30:15 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
3/7(木)
08:30 日本1月現金給与総額
09:30 豪1月貿易収支
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。


