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ドル/円、151円に向け切り返す?米1月小売売上高に注目(NY市場の見通し)2024/2/15

 

ドル/円、151円に向け切り返す?米1月小売売上高に注目

東京市場のドル/円は、弱含みの展開。米長期金利が時間外取引で低下したことからドル売りに傾くと一時150.09円前後まで下落しました。ただ、日本株が堅調に推移する中で150円台は維持しています。なお、早朝に発表された日本10-12月期国内総生産(GDP)・速報値は-0.4%となり前回(-3.3%)に続きマイナス成長となりました。これを受けてやや円売りで反応しましたが一時的でした。

●日経平均株価:38157.94円(+454.62円)
●TOPIX:2591.85ポイント(+7.26ポイント)

欧州市場では、米長期金利がさらに低下したことでドル売りが強まると一時149.99円前後まで下値を拡大しました。

今夜は、米1月小売売上高に注目が集まります。市場予想は前月比-0.2%と減少が見込まれていますが、自動車を除いた売上高は前月比+0.2%と小幅に増加する見通しで、実質的には個人消費の底堅さを示すと予想されています。先日発表された米1月雇用統計が強い結果だったのに続いて小売売上高も予想を上振れる結果となれば、ドル/円は年初来高値(150.88円前後)を視野に入れた展開となりそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きで強気のパーフェクトオーダーとなり上昇基調の継続を示しています。151円を前に伸び悩むとRSIが70ラインから低下したこともありやや押し戻されていますが、150円台を保っていることから底堅い状況と見れます。仮に150円を割ったとしても149円台は押し目買いポイントとして意識されそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

2/15(木)
21:00 レーンECB専務理事講演
22:00 グリーン英MPC委員講演
22:15 カナダ1月住宅着工件数
22:30 米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30☆米1月小売売上高
22:30☆米新規失業保険申請件数
22:30 米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:50 マン英MPC委員講演
23:15☆米1月鉱工業生産
27:00 ナーゲル独連銀総裁講演
27:15 ウォラーFRB理事講演
30:00 米12月証券投資

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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