読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円今週の予想「調整下げ終了の可能性。上値トライの動き。」FXチャート分析 2024/2/5

【ドル円週間予想】調整下げ終了の可能性。149.00超えで終えれば一段の上昇へ。146円割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化。

直近の日足は高値圏で引ける大陽線が出ており、上値トライの可能性に繋げている。148.40-50の日足の抵抗を実体ベースで上抜け切れておらず、下値リスクを若干残した状態だが、148円台で終えたことにより日足の形状が改善しており、急落にも繋がり難くなっている。146.50~148.50のレンジ内で揉み合い商状となる可能もあるが、前日の2/1に付けた145.90で調整下げが終了した可能性が高く、下値余地が限られる展開が予想される。短期トレンドは“ニュートラルから若干ドル強気”の流れにあるが、149.00-10の抵抗をクリアして終えれば一段のドル上昇へ。逆に可能性がやや低くなったが、146.50を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化。146円割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は148.40-50,149.60-70,150.40-50に、下値抵抗は、147.90-00,147.10-20,146.50-60にある。21日、120日、200日移動平均線は、146.82,147.37,144.62に位置しており、全てを上抜けて終えており、短・中期トレンドをサポートしている。

一方直近の週足を見ると、実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなった。下値トライに失敗した形となったことや、3手前の大陽線が新たな上昇トレンド入りしており、過去2週間にわたる下値トライの動きの中で、146円台の足元を固めた感があり、調整下げが終了した可能性が高くなっている。現状は週足の上値抵抗を抜け切れずに越週したが、148.50-60の抵抗を上抜けて越週するか、日足が149円台乗せで終えた場合は“ドル強気”の流れに戻して150円超えトライの動きが強まろう。逆に147円割れで越週した場合は下値リスクがやや高くなる。可能性が低いとみるが145円台を維持できずに越週した場合は142円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は148.50-60,150.40-50,151.50-60に、下値抵抗は147.00-10,146.40-50,145.00±10銭にある。31週、62週移動平均線は146.19と140.59に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。

今週の戦略は、ドル買いは147.90-00で軽く買って147.40で一旦撤退するか。147.20-30の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは、浅い場合で146.80,深い場合は“ニュートラル”な状態に戻す146.40に置く必要がある。売りは様子見か149.10に損切りを置き148.50-60で軽く試し売り程度に。

上値は、148.50-60,148.80-90,149.00-10,149.30-40,149.60-70,149.80-90,150.20-30に強い抵抗があるが、どこまでクリアできるかトライする動きが強まろう。151.80-90の抵抗を上抜けて終えるか、151.50-60の抵抗を上抜けて越週した場合は、昨年11月に付けた151.91が戻り天井であった可能性を打ち消して、一段のドル上昇に繋がり易くなる。下値は、147.90-00に軽い抵抗が、147.50-60,147.40-50,147.20-30,146.90-00,146.50-60に強い抵抗があるが、全て切り崩して146.50を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干高くなる。さらに146円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。