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今晩はいったん反発か。パウエルFRB議長発言を受けて株式市場が売りで反応した一方、米1月ADP民間部門雇用者数が前月や予想を下回る弱い結果となったことや、FOMC声明文で追加利上げについての記述が削除されたことなどで米10年債利回りは前日の4.057%から3.916%に大きく低下した。3月利下げ見通しは後退したものの、年内に複数回の利下げ期待が続いていることや米10年債利回りの低下を追い風に反発も期待できそうだ。翌日には注目の米1月雇用統計の発表を控えており、今晩発表される新規失業保険申請件数や、1月ISM製造業PMIなどの経済指標にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数I、1月ISM製造業PMIのほか、10-12月期単位労働コスト速報値、1月S&Pグローバル製造業PMI確定値、12月建設支出など。企業決算は寄り前にメルク、ハネウェル、引け後にメタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン・ドット・コムなどが発表予定。(執筆:2月1日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ