日経平均株価は反発。直近2日間の下落が大きかったこともあり、取引時間中の下値は限定的だった。心理的節目の49000円処を下値で意識し、小陽線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日44.6%→28.1%(12/17)へ低下。前日からの見方に大きな変化はない。目先的に下に放れる動きとなっているが、次は終値ベースで11月安値(48537円)を前に早期に反発基調に転じることができるかが焦点となる。上方には5日移動平均線(50009円 12/17)や10日移動平均線(50340円 同)、25日移動平均線(49970円 同)、一目均衡表の基準線(49874円 同)や雲上限(50222円 12/18)などの節目が集中しており、突破するには強い上昇が必要である。
一方、11月安値を下回ると10/31の史上最高値を始点に二段下げ目に入ることになり、75日移動平均線(47883円 同)に向けて下げ幅を拡大する動きにつながることが予想される。
上値メドは、基準線や25日移動平均線、心理的節目の51000円、12/12高値(51127円)、11/11高値(51513円)、心理的節目の52000円、11/14高値(52636円)などが想定される。下値メドは、心理的節目の49000円、11/19安値(48235円)、心理的節目の48000円、75日移動平均線、心理的節目の47000円、100日移動平均線(46395円 同)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
