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【見通し】NY株見通しー利下げ見通しを巡りウォラーFRB理事などの要人発言に注目

今晩はもみ合いか。昨日は米11月雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想を上回ったものの、失業率が悪化し、12月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値も下回る弱い結果となったことで景気敏感株を中心に下落。原油安を受けてエネルギー株も軒並み下落した。一方、米10年債利回りの低下が好感されAI関連株などのハイテク株が買い戻された。ダウ平均は302.3ドル安(-0.62%)と3日続落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.23%高と4日ぶりに反発した。

 今晩の取引では昨日の経済指標を受けた景気悪化懸念が引き続き相場の重しとなることが予想されるほか、翌日の11月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた様子見姿勢も強まりそうだ。来年の利下げ見通しを巡っては、CMEのフェドウォッチ・ツールの年2回の利下げ確率が約74%となっているが、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などの講演も予定されており、利下げを巡る要人発言にも要注目か。

 今晩は米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫、米20年債入札など。要人発言はウォラーFRB理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁など。企業決算はジャビル、ゼネラル・ミルズ、引け後にマイクロン・テクノロジーが発表予定。(執筆:12月17日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ