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ドル/円、147円台で様子見ムード…FOMCが新たなトレンド発生のきっかけになるか(NY市場の見通し)2024/1/31

ドル/円、147円台で様子見ムード…FOMCが新たなトレンド発生のきっかけになるか

東京市場のドル/円は、一進一退の展開。序盤は1月の日銀金融政策決定会合の「主な意見」でマイナス金利の解除に前向きな姿勢が示されたことを受けて147.20円前後まで下落しました。しかし、その後は本邦長期金利の上昇が一服する中で147円台後半へと切り返しています。

●日経平均株価:36286.71円(+220.85円)
●TOPIX:2551.10ポイント(+24.17ポイント)

欧州市場にかけて一時147.90円前後まで上昇するも米長期金利が急低下したことをきっかけに再び反落すると147.40円台まで値を戻しています。

今夜最大の注目イベントである米連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利を5.25-5.50%に据え置く公算です。そうした中で今回の焦点は利下げへの距離感でしょう。声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を受けて、市場が「五分五分」と見ている3月利下げの可能性が高まればドル安、低下すればドル高で反応しそうです。そのほか、日銀会合の主な意見を海外勢が蒸し返して材料視する可能性もないとは言えないでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、147円台を中心としたレンジ推移が続いています。3本の移動平均線が密集していますので方向感がないことが分かります。147.00円‐148.50円程度のレンジ推移が続いていますので、終値でレンジ上限・下限どちらかをブレイクすれば新たな動きが出てきそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

1/31(水)
21:00 南ア12月貿易収支
22:00☆独1月消費者物価指数・速報値
22:15☆米1月ADP全国雇用者数 22:30 カナダ11月GDP
22:30 米10-12月期雇用コスト指数
23:45 米1月シカゴ購買部協会景気指数
24:30 EIA週間原油在庫統計
28:00☆FOMC政策金利
28:30☆パウエルFRB議長記者会見
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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