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ドル/円:下値リスクがより高い状態。146円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯。逆に、149円台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に変化、151.50-60を上抜けて越週すれば一段のドル上昇へ。



 

ドル/円:下値リスクがより高い状態。146円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯。逆に、149円台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に変化、151.50-60を上抜けて越週すれば一段のドル上昇へ。

直近の日足は陰線引けとなり前日の上げ幅を失っており、また、11/13に付けた151.91を直近高値として上値を切り下げる流れに入り込んでいるため、下値リスクがより高い状態だが、今年3月に付けた129.64を基点とする中期的なサポートラインを下抜けておらず、調整的な下げの範囲内にあるため、週初の売りも慎重に臨む必要がある。但し、146.50-60,146.10-20の日足の抵抗を全て切り崩して146円を割り込んで終えた場合は、調整下げの範囲内から逸脱し、トレンドが“ドル弱気”に変化して144~145円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。逆に、日足の上値抵抗が148.90-00,149.60-70にあるが、149円台に乗せて終えれば“ニュートラル”な状態に変化、149.70超えで終えれば下値リスクが若干後退して150円超えトライの動きが強まり易くなる。日足の上値抵抗は148.00-10,148.90-00,149.60-70に、下値抵抗は146.50-60,146.10-20,145.00-10,144.60-70にある。21日移動平均線は149.58に位置しており、この下に入り込んでおり、強い上値抵抗として働いている。120日、200日線は146.39と142.09に位置しており、中期トレンドをサポートしているが、146円割れで終えた場合はトレンドの変化に要注意。 一方直近の週足は、前週の下ヒゲ部分に実体を置く陰線引けとなり、反発の可能性を打ち消した形となった。下値リスクが高いものだが、今年3月に付けた129.64を基点として下値を切り上げて来たやや中期的なサポートラインが146.70-80に位置しており、現状はかろうじてこれを守って越週したことから、下値抵抗を守り切って切り返す可能性を残している。但し、146.50以下で越週するか、日足が146円台を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じて一段のドル下落に要注意。今週の週足ベースで見た上値抵抗は148.80-90,149.50-60,150.50-60に、下値抵抗は146.70-80,145.00±10銭、144.40-50にある。全て下抜けて越週した場合は140~142円方向への一段の下落リスクに要注意。 月足を見ると、11月足は4ヵ月振りの陰線引けとなり、150円台を維持出来ずに越月したが、下値を切り上げる流れを維持しており、調整的な下げの範囲内に留まっている。この月足の下値抵抗は146.00~146.50ゾーンにある。これを割り込んで越月した場合は、中期トレンドが変化して144~145円台の下値抵抗を切り崩しつつ140円~142円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。逆に可能性がやや低いと見るが、151.50~152.00の抵抗を上抜けて越月した場合は新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、154~155円方向への一段のドル上昇に繋がり易くなる。12月足の上値抵抗は149.50~150.00,151.50~152.00に、下値抵抗は146.00~146.50,144.50~145.00,142.00~142.50,139.50~140.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は131.22と119.61に位置しており、長期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは今週いっぱい様子見か、145.70に損切りを置くなら146.10-20まで引きつけて軽く試し買い程度に。ドル売りは147.50-60で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を148.00近辺まで見ておく必要がある。損切りは148.20で一旦撤退としたい。 上値は、147.00-10に軽い抵抗が、147.50-60,148.00-10に強い抵抗が出来ているが、全てクリアした場合は、148.20-30,148.50-60,148.80-90にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。149.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、149.60-70の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、下値リスクが後退して150円超えトライへ。下値は、146.60-70,146.20-30,145.80-90に強い抵抗があるが、全て下抜けた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなる。144.50~145.00ゾーンに強い抵抗があるが、144円割れで終えた場合は140~142円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2023/03/30~2023/12/01(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/10/16~2023/12/01(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:下値リスクが高い状態。159円割れの越週で新たな下落リスクが点灯。162円台を回復して越週すれば下値リスクがやや後退。

直近の日足は値幅のやや大きい陰線引けとなり、下値リスクが高いものであることや、2手前の寄せ線が短期トレンドに変化を生じさせており、下落余地が拡がり易い状態にある。中期トレンドの変化は認められず、調整下げの範囲内だが、159円を割り込んで越週した場合は調整下げに留まらず、一段の下落リスクに注意が必要となる。逆に162円台を回復して引ければ下値リスクがやや後退、163.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は160.50-60,161.10-20,162.00-10,162.70-80に、下値抵抗は159.40-50,158.80-90,158.00±10銭、157.00-10にある。21日移動平均線は162.15にあり上値を抑え込んでいるが、120日、200日線は158.25と153.68に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。但し158円割れで終えた場合は新たな下落リスクに注意が必要となる。 一方直近の週足は高値圏から大陰線が出ており、この足が161.50割れを見て短期トレンドに変化を生じさせている。単体でも下値リスクが高いものだが、現状は今年3月に付けた138.83を基点とするやや中期的なサポートラインが159.40-50に位置しており、これを下抜けておらず、反発に転ずる可能性を残した状態にある。週足の形状が悪化しており、下落リスクがより高い状態にあるが、このレベルでの売りも慎重に。今週の週足ベースで見た上値抵抗は161.90-00,163.50-60に、下値抵抗は前述の159.40-50と158.00-10,156.00-10にある。162円台を回復して越週すれば下値リスクがやや後退、163.60超えで越週すれば“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇へ。逆に159円割れの越週で新たな下落リスクが点灯、158円割れの越週で156円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。31週、62週移動平均線は158.46と149.90に位置しており、中期トレンドをサポート中だが、158円割れで越週した場合は中期トレンドの変化に要注意。 月足を見ると、11月足は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなり、続伸して越月しているが、10月とは逆に上値トライに失敗した形で終えており、反落の可能性にも注意する必要がある。中・長期トレンドの崩れは認められず、調整下げに留まる可能性が高い状態だが、157.50~158.00を割り込んで越月した場合は下値リスクが点灯して154~155円台の抵抗を切り崩しつつ150円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。さらに150円を割り込んで越月した場合は145円方向への新たな下落リスクが点灯する。12月足の上値抵抗は161.00~161.50,163.50~164.00に、下値抵抗は157.50~158.00,154.50~155.00,149.50~150.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は142.27と132.92に位置しており、長期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か、159.00に損切りを置くなら159.40-50で軽く試し買い程度に。ユーロ売りは160.90-00で戻り売り。損切りは161.70で一旦撤退。 上値は160.50-60に軽い抵抗が、160.90-00,161.20-30,161.40-50、161.70-80,162.00-10に強い抵抗が出来ており、上値余地が限られる可能性が高いと見るが、162.00超えに実体を戻せば下値リスクがやや後退、162.50-60,163.10-20,163.50-60の抵抗を全てクリアして163.60超えで終えれば“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、159.40-50,159.10-20に強い抵抗があるが、全て下抜けた場合は、158.50-60,158.00±10銭の抵抗をトライする動きへ。さらに158円台を守り切れずに終えた場合は、157.20-30,157.00-10,156.50-60の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/05/16~2023/12/01(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

 

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