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ドル円午前の為替予想、米3月利下げ観測は行き過ぎの公算!? 2023/12/4


午前の為替予想は… 146円台へ反落 米3月利下げ観測は行き過ぎの公算

作成日時 :2023年12月4日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

146.100-147.600円

前日の振り返りとドル円予想

1日のドル/円は146円台へと反落。米11月ISM製造業景況指数が予想を下回るとドル売りに傾き、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が追加利上げに慎重な姿勢を示すとドル売りが加速した。パウエル議長は、市場の早期利下げ観測をけん制しつつも、引き締め不足によるインフレ上昇と引き締め過ぎによる景気後退の「リスクは均衡している」と指摘。市場はこれを、警戒していたほどタカ派的ではなかったと受け止めたようで、議長の発言後に米長期金利が低下幅を拡大すると、NY市場終盤には146.66円前後まで下落した。
ただ、パウエル議長は「金融緩和の時期を推測するのは時期尚早」「適切であれば追加引き締めの用意がある」とも発言しており、来年3月の利下げ開始を7割以上織り込んだ市場の動きはさすがに行き過ぎだろう。
米金利先物市場がこれ以上の確度で利下げの織り込みを進めることは考えにくく、その点からドル/円の下値は限定的と見る。もっとも、日足一目均衡表で下落シグナルとされる三役逆転が再び点灯しており、仮に反発しても雲の下限(147.61円前後)付近では上値が抑えられそうだ。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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