読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧

FX「政策金利5%引き上げもリラ相場は反応なし」トルコリラ見通し

f:id:okinawa-support:20190828090108p:plain

 

総括

FX「政策金利5%引き上げもリラ相場は反応なし」トルコリラ見通し

(通貨最下位、株価首位)

予想レンジ トルコリラ/円4.5-5.5

*今週は10月貿易収支、3Q・GDP、11月製造業PMIなどが発表される
*最弱通貨での推移が続く
*預金の半分近くが外貨、国民のリラ信頼度は低い
*政策金利は5%引き上げもリラ相場に影響なし
*9月経常収支は黒字、インバウンド好調で
*政府は2026年にインフレが一桁となると主張
*NATOとの関係は悪化(ロシアへの武器輸出など)
*トルコのソブリン債取引を推奨=ドイツ銀
*EU加盟へ厳しい報告書が出された
*米国で1月に投資家デーを開催
*正統派経済政策はリラ上昇につながらない
*外交不安多い(仲介外交の失敗)
*トルコ、スウェーデンのNATO加盟批准会議を延期
*中銀=インフレ見通しが改善するまで段階的な引き締めは強化

(最弱通貨)
最弱通貨、最強株価、インフレは60%台。政府は金融引き締め、為替は市場に任せる、海外からの投資を呼び込むなどの正統派政策をとっているが、リラ相場への好影響はない。財務大臣が効果が現れるには1年かかかると述べているから、仕方はないか。対円では円も安く緩やかな動き(円高リラ安)だが、対ドルで続落1ドル29に近い。年初来では11月27日終値で対円26%、対ドル54%安だ。

(預金の半分近くが外貨、国民のリラ信頼度は低い)
国民の預金の半分近くがドルやユーロだ。インフレが高止まる限りそれを覆すのは至難の業だ。また貿易赤字が続く限り、リラの大きな反発はないが貿易収支を赤字から黒字にすることも至難の業だ。日本のように黒字から赤字へ転換することより難しい。

(政策金利は5%引き上げもリラ相場に影響なし)
トルコ中銀は23日、政策金利を5%引き上げ、40%とした。インフレを緩和するために必要な金利水準に近づいたとして、利上げサイクルが「近く」完了するとの見通しを示した。
 足元のインフレ率は61%で、中銀は年末時点で65%を予想する。24年5月ごろピーク(70〜75%)に達し、24年末時点で36%まで減速すると見込む。想定通りにインフレが減速すれば、実質金利の大幅なマイナス状態が解消することが期待される。

(今週の重要指標)
 今週は10月貿易収支、3Q・GDP、11月製造業PMIなどが発表される。

(トルコのロシアへの軍事関連製品の輸出は今年急増)
 トルコのロシアへの軍事関連製品の輸出は今年急増し、すでに緊迫しているトルコ政府とNATOの関係にさらにぎくしゃくした状況が加わっている。

ウクライナ戦争のさなか、米国とその同盟国は、民生用および軍事用途に使用できる物品である二重用途品がロシアに流入するのを防ぐために輸出規制を課している。その目的は、マイクロチップ、望遠鏡照準器、通信機器など、ロシア軍を支援する可能性のある物品へのアクセスを制限することで、ロシアの戦争機構に打撃を与えることだ。

フィナンシャル・タイムズ紙の報道によると、NATO同盟国のトルコは、2023年1月から9月にかけて、米国が「優先度が高い」とみなす45カテゴリーの物品1億5,800万ドル相当をロシアと他の旧ソ連5か国に輸出した。これは前年同期の輸出水準の3倍に相当する。

(トルコ、欧州製戦闘機購入を協議 F16調達不透明で)
 国防省筋によると、欧州製戦闘機ユーロファイター・タイフーン40機の購入に向けて協議を開始した。米国に供与を求めている米国製F16戦闘機が調達できない可能性があるためという。
NATO加盟国であるトルコは2021年10月にF16戦闘機40機の購入を米国に要請。バイデン政権はトルコへの売却を支持しているが、米議会からはトルコがスウェーデンのNATO加盟に向けた手続きを先送りしていることや、人権問題への過去の対応を理由に異論が出ている。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

弱さ継続

 日足、ボリバン3σ下限から小反発、ボリバン2σ下限近辺で推移。11月21日-27日の上昇ラインがサポートだが下抜くか。11月24日-27日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
 週足、2σ下限。7月17日週-11月20日週の上昇ラインがサポート。8月21日週-11月13日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、2σ下限近辺で推移。7月-8月の上昇ラインを下抜く。5月-6月の下降ラインが上値抵抗。
年足、8年連続陰線。その間52円から5円台へ沈む。今年は僅かに陽転していたが3月から陰転。



メルハバ

トルコはウクライナ、パレスチナの和平を望むが、自らは過激だ

 トルコ国防省は現地時間11月24日、トルコ軍がその夜イラク北部で空爆を開始し、クルド人の武装シェルター計17カ所を破壊したとの声明を発表した。トルコがテロ組織のターゲットとしているPKKは1979年に設立され、トルコのイラク、イラン、シリアとの国境にあるクルド人居住地域で武力による独立国家の樹立を目指している。近年、トルコは頻繁に国境を越えてイラクとシリアのPKK目標を攻撃している。


情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。