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ドル/円:ドル強気の流れ。一方向へ動く可能性にも注意。150.50超えで終えれば一段高の可能性148円割れで終えた場合や147.50割れを見た場合は短期トレンドの変化に注意。



 

ドル/円:ドル強気の流れ。一方向へ動く可能性にも注意。150.50超えで終えれば一段高の可能性148円割れで終えた場合や147.50割れを見た場合は短期トレンドの変化に注意。

日足は小陽線を繋げて上値トライの流れを変えていないが、個々の足が強いものではないので、上値トライに失敗する可能性にも注意したい。但し、150.20-30,150.50-60の抵抗を全てクリアして終えた場合は、新たな上昇エネルギーを得て昨年10月に付けた151.95が二番天井となるかどうかを確かめる動きが強まり易くなる。短期トレンドは非常に強い状態を維持しているが、148.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、148円台を割り込んで終えるか147.50割れを見た場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して調整下げ局面入りの可能性が高くなる。この場合でも143円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは“ドル弱気”に変化しない。日足の上値抵抗は149.80-90,150.20-30,151.10-20,151.70-80,152.30-40に、下値抵抗は149.50-60,148.90-00,148.50-60,148.00-10,147.50-60にある。21日移動平均線は149.29に、120日、200日線は143.58と139.35に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 一方直近の週足は値幅も実体も小さい陽線引けとなり、小幅続伸して越週している。下値を急角度で切り上げる流れに変わりなく、トレンドは強い状態を保っているが、直近の陽線が上昇エネルギーに欠けるものであることから、上値トライに失敗した場合は、押しが深くなる可能性があり、下値リスクにも備えたい。但し、150円台に乗せて越週するか、日足が150.50超えで終えれば新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなる。短期トレンドが強い状態を維持しており、基本戦略はドルの押し目買い方針継続。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.40-50,151.80-90,152.50-60に、下値抵抗は149.00-10,148.00±10銭、147.40-50にある。全て下抜けて越週した場合は短期トレンドが変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。31週、62週移動平均線は141.58と139.65に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは149.00-10で押し目買い。損切りは148.40で一旦撤退。ドル売りは今週いっぱい様子見か150.60に浅い損切りを置くなら150.20-30で軽く戻り売り。 上値は、149.80-90,150.20-30,150.50-60に強い抵抗があるが、全てクリアした場合は、一段高の可能性が生じて150.80-90,151.10-20,151.30-40,151.70-80,152.00-10,152.30-40にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、149.70-80に軽い抵抗が、149.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、これを割り込んだ場合は149.00-10,148.70-80,148.50-60にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全て下抜けた場合は下値リスクがやや高くなり、148.30-40,148.00±10銭、147.50-60の抵抗をトライする動きが強まり易くなる。147.50割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、調整下げ局面入りの可能性が高くなる。この場合は144~145円台まで下値余地を見ておく必要がある。可能性がまだ低いと見るが143円割れで終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化して140円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2023/02/16~2023/10/20(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/09/04~2023/10/20(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:上値トライの動き。揉み合い状態から抜けきれない可能性も。160.00超えの越週で一段の上昇へ。156.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、155円割れの越週で中期トレンドが変化。

直近の日足は小陽線で終え、小幅続伸となった。下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの動きが進行中だが個々の足が強いものではないので157.50~159.50ゾーンでの揉み合いを抜けきれない可能性もある。但し、159.90-00の抵抗を上抜けて終えた場合は新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、上値余地がさらに拡がり易くなる。逆に157.50-60,157.00-10に強い下値抵抗があるが、157円台を維持出来ずに終えた場合は日足の形状が悪化、156.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯して156.00-10以下の足元を固め直す動きが強まり易くなる。ここまでの下げは調整下げの範囲内だが、155円を割り込んで越週するか、日足が154.50以下で終えた場合は短・中期トレンドが“弱気”に変化して150円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。日足の上値抵抗は159.00-10,159.30-40,159.90-00に、下値抵抗は158.00-10,157.60-70,157.00-10,156.50-60にある。21日移動平均線は157.62に位置しており、日足の下値抵抗として働いている。また、120日、200日線は155.36と150.73に位置しており、中期トレンドをサポート中。 一方直近週足は陽線で切り返して上値トライの流れを維持している。また8月に付けた159.76を直近高値として上値を切り下げる流れからも若干上抜けた位置で終えており、週初から上値トライの動きが強まると見られるが、この陽線が上昇エネルギーの強いものではないことから“ダマシ”に終わる可能性もあり、買いも慎重に臨む必要がありそうだ。159.90-00に日足、週足の上値抵抗が控えているが、160.00超えで越週した場合は162~164円方向への新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなる。逆に、156.50以下で越週した場合は上抜けが“ダマシ”であった可能性が高くなる。さらに156.00-10,155.10-20の抵抗を全て下抜けて越週した場合は、中期トレンドが“弱気”に変化した可能性が高くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は159.20-30,159.90-00,161.80-90,163.10-20に、下値抵抗は158.00-10,157.60-70,156.50-60,156.00-10にある。31週、62週移動平均線は153.44と147.85に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは158.00-10まで引き付けて押し目買い。損切りは157.40で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か160.20に損切りを置くなら159.80-90まで引き付けて軽く売り向かい。 上値は、159.00-10,159.30-40,159.70-80,159.90-00に強い抵抗があるが全てクリアして160円台に乗せて終えれば、上値余地がさらに拡がり易くなり、161.10-20,161.70-80,162.30-40に ある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、158.50-60,158.00-10,157.70-80,157.50-60に強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、 この下の157.00-10,156.50-60の抵抗も全て下抜けて終えた場合は、“ニュートラル”な状態に戻して156.00-10にある強い抵抗をトライする動きへ。さらに155.80-90,155.50-60,155.00-10,154.40-50の抵抗を全て下値抜けて終えた場合は、“ユーロ弱気”に変化してユーロの下落余地が さらに拡がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/04/04~2023/10/20(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】


                 

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