2023年10月4日
【ドル/円】：反発余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は値幅の大きい陰線引けとなりました。日足の形状が若干悪化していますが、この陰線の下ヒゲが長く、下値トライに失敗した形となったこと、147.50-60の日足の下値抵抗にも跳ね返されており、上値トライの可能性を残した状態です。一方上値も、日足の抵抗を上抜けておらず、149.90超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か、147.70-80まで引きつけて。損切りは147.40で浅めに撤退です。売りは149.20-30で戻り売り。損切りは149.90で撤退です。 日足の上値抵抗は149.30-40，149.80-90，150.20-30，151.10-20に、下値抵抗は148.30-40，147.70-80，146.50±10銭にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/円は値幅の大きい陰線引けとなり続落して終えています。156.50割れを見て一段の下落に繋がりましたが、中期トレンドが強い状態にあり、調整下げの範囲内にあるので、売りも慎重に。但し、155円を割り込んで越週した場合は中期トレンドの変化に要注意。買いは1日様子見か155.00-10まで引きつけて。損切りは154.40で撤退です。売りは156.10-20で戻り売り。損切りは156.60で浅めに一旦撤退です。156.10-20，156.40-50，157.00-10に、下値抵抗は155.50-60，155.00-10，154.50-60，154.00-10にあります。156.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、159円台に乗せて終えれば“強気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドが弱い状態にあるので買いは様子見です。売りは1.0480-90の戻りを軽く売って1.0520で浅めに撤退するか、1.0530-40の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.0590で撤退です。上値抵抗は1.0480-90，1.0530-40，1.0560-70に、下値抵抗は1.0450-60，1.0400-10，1.0360-70にあります。短期トレンドは1.0650超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.08台に乗せて終えるまでは下値リスクを残します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
