2023年9月4日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は直近の日足が下にヒゲの長いタクリ足の陽線となり、下値トライに失敗した形で終えています。この反動で上値トライの動きが強まると見られますが、146.40~146.60ゾーンに強い抵抗が控えており、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難く、下値リスクを残します。 146.60超えで終えれば“強気”の流れに戻して147円超えトライへ。逆に144.50以下で終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは1日様子見か144.70-80の押し目があれば買い狙い。損切りは144.30で撤退です。ドル売りは146.20-30で売り向かい。損切りは146.60で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は146.40~146.60,147.10-20,147.80-90に、下値抵抗は144.90-00,144.50-60,143.60-70にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる可能性。
ユーロ/円は値幅の小さい陰線引けとなり、小幅続落しています。前日の大陰線が下値を急角度で切り上げて来た流れから外れた位置で終えており、下値リスクがやや高い状態です。中期トレンドが強いため上下動を繰り返す可能性が高いと見られますが、159.50超えで終えるまでは下値リスクがより警戒が必要です。一方で今年3月に付けた138.83と7月の直近安値151.42を結ぶサポートラインが155.00-10に位置しており、これを下抜けて終えない限り、調整下げの範囲内となります。買いは様子見です。売りは158.50-60の戻り待ちとします。損切りは159.20で一旦撤退です。上値抵抗は、157.80-90,158.50-60,159.30-40に、下値抵抗は157.10-20,156.50-60,156.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落し、上値を切り下げる流れに戻しています。下値リスクがより高いので買いは様子見です。強い下値抵抗ポイントにあるので売りは1日様子見か1.0870-80の戻り待ちとします。損切りは1.0920で撤退です。上値抵抗は1.0810-20,1.0840-50,1.0870-80に、下値抵抗は1.0760-70,1.0730-40、1.0700±10ポイントにあります。短期トレンドは1.1000超えに戻して引けるまでは変化しません。
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