2023年8月10日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。強い上値抵抗にも注意。
ドル/円は小幅続伸し、下値を切り上げる流れを維持しています。上値抵抗を一つずつ着実にクリアしており、トレンドは強い状態を保っていますが、昨年10月に付けた151.95と6/30に付けた直近高値145.07を結ぶレジスタンスラインの上値抵抗が144.00-10に位置しており、これのぶつかる可能性にも注意を要します。 トレンドの崩れは認められないので押し目買い方針継続とします。 144円台に乗せて終えれば144.50～144.80ゾーンの強い抵抗をトライする動きへ。145円台で終えれば上昇余地がさらに拡がり易くなります。逆に、141.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、“ニュートラル”な状態に戻して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。 ドル買いは142.50-60の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で141.90，深い場合は下値リスクが点灯する141.40に置く必要があります。売りは様子見か144.50に損切りを置くなら144.00-10で軽く売り向かい。 日足の上値抵抗は144.00-10，144.40-50，144.80-90に、下値抵抗は142.50-60，142.00-10，141.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は3手連続陽線引けとなり下値を切り上げています。強い上値抵抗ポイントにありますが、トレンドが強い状態を維持しているので、押し目買い方針継続とします。買いは157.00-10の押し目待ちとします。損切りは156.30で一旦撤退です。売りは1日様子見です。158円台に乗せて終えるか158.50-60の抵抗をクリアした場合は新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯して160円超えトライへ。逆に155.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、155.00を割り込んで終えた場合は152円方向への一段の下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。一方向へ動く可能性にも注意。
ユーロ/ドルは小反発。上値を切り下げる流れにありますが、値動きの収縮が認められることから、一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要です。下値リスクがより高いので買いは様子見か1.0900-10まで引きつけて。損切りは1.0870で撤退です。売りは1日様子見か1.1020-30の戻り待ちとします。損切りは1.1080で撤退です。上値抵抗は1.0990-00，1.1020-30，1.1060-70に、下値抵抗は1.0930-40，1.0900-10にあります。1.11台に実体を戻せば下値リスクが若干後退します。1.0900を割り込んで終えた場合は新たな下値リスクが点灯します。
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