2023年8月9日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。
ドル/円は続伸し、下値を切り上げています。143.30-40の抵抗をクリアし切れていませんが、日足の形状が安定しており、上値トライの動きが強まると見られます。144円台に乗せて終えれば144.50~144.80ゾーンの強い抵抗をトライする動きへ。逆に、141.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、“ニュートラル”な状態に戻して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。 ドル買いは142.40-50まで引きつけて。損切りは141.40に置く必要があります。売りは1日様子見か143.70-80で軽く戻り売り。損切りは144.20で撤退です。 日足の上値抵抗は143.70-80,144.50-60,144.80-90に、下値抵抗は142.40-50,141.90-00,141.40-50にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小幅続伸。上下にヒゲがあり、上下の攻めに失敗した形です。トレンドが強い状態を維持しているので、押し目買い方針継続としますが、強い上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要でしょう。買いは156.10-20の押し目待ちとします。損切りは155.40で撤退です。売りは様子見か157.70-80で戻り売り。損切りは158.20で撤退です。上値抵抗は157.30-40,157.80-90,158.40-50,159.90-00に、下値抵抗は156.50-60,156.10-20,155.50-60,155.00-10にあります。158円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。逆に155.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、155円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、上値を切り下げています。調整下げの範囲内に留まっていますが、1.0900を割り込んで終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなります。買いは1日様子見か1.0900-10まで引きつけて。損切りは1.0870で浅めに撤退です。売りは1.1030-40の戻り待ちとします。損切りは1.1070で浅めに撤退です。上値抵抗は1.1000-10,1.1030-40,1.1060-70に、下値抵抗は1.0930-40,1.0900-10にあります。1.11台に実体を戻せば下値リスクが若干後退します。値動きの収縮が認められることから一方向へ動く可能性にも注意が必要でしょう。
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