2023年8月4日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は陰線引けとなり、上下の攻めに失敗した形で終えています。下値トライにも失敗しましたが、上値トライに失敗した影響がより強く、下値余地が若干拡がる可能性に注意が必要です。 短期トレンドの変化は認められませんが、今日の買いは損切りが付いたので1日様子見か141.90-00で押し目買い。損切りは141.40で撤退です。売りは様子見か144.00-10まで引きつけて。損切りは144.50で撤退です。 144.00超えで終えれば下値リスクが後退、144.80超えで終えれば新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなります。逆に141円台を維持出来ずに終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり、139.50～140.50ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。 今日は米雇用統計の発表を控えており（日本時間21時30分）、日中は様子見となりそうです。（市場予想は失業率：3.6％、非農業部門就業者数：+20万人） 日足の上値抵抗は143.30-40，143.80-90，144.50～144.80に、下値抵抗は141.90-00，141.50-60，141.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/円は続落。156.00-10の抵抗を終値ベースで守っており、反発に転ずる可能性を残していますが、155.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、155円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。買いは155.50-60で押し目買い。損切りは154.90で撤退です。売りは様子見か158.20に浅い損切りを置くなら157.80-90まで引きつけて軽く戻り売り。上値抵抗は156.90-00，157.40-50，157.80-90に、下値抵抗は155.90-00，155.50-60，155.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小反発。上昇エネルギーの強いものではありませんが、強い下値抵抗ポイントにあるので突っ込み売りにも注意が必要です。但し、1.0850以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。買いは様子見か1.0910-20で軽く押し目買い。損切りは1.0870で浅めに撤退です。売りは1.1020-30まで引きつけて。損切りは1.1060で撤退です。上値抵抗は1.0970-80，1.1020-30，1.1050-60に、下値抵抗は1.0910-20，1.0860-70にあります。1.11台に実体を戻せば下値リスクが若干後退します。
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