【ドル/円】：短期トレンドに変化。戻り売り。

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2023年7月28日

ドル/円は大幅続落。「日銀が長期国債の利回り上昇容認を協議」との報道で、ドル/円は急落しました。直近の陰線が上下にヒゲがあり、乱高下したことを示していますが、結果的には139.50以下で終えており、一段の下落リスクが点灯中です。週足が138.80以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯、日足が138.00を割り込んで終えた場合は135円方向への下落幅拡大に注意が必要です。 141.30超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが軽減されますが、141.90-00の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難く下値リスクを残します。ドル買いは損切りが付いたので様子見か、138.00-10まで引きつけて軽く押し目買い。損切りは137.50で撤退です。売りは139.50-60で戻り売り。損切りは140.60で一旦撤退です。日足の上値抵抗は139.50-60，140.00-10，140.50-60，141.30-40に下値抵抗は138.00-10，137.50-60にあります。

【ユーロ/円】：短期トレンドに変化。続落に注意。

ユーロ/円は値幅が4円ある大陰線の出現となり、短期トレンドに変化が生じています。150～151円台の足元を固め直す動きが強まると見られ一段の下落リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは153.60-70の戻り待ちとします。損切りは154.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は153.60-70，154.10-20，154.40-50，155.00-10に、下値抵抗は152.50-60，151.80-90，151.20-30にあります。短期トレンドは154.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが155.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。149.50～150.00ゾーンに強い下値抵抵抗があります。

【ユーロ/ドル】：下値リスクが高い状態続く。

ユーロ/ドルは上ヒゲのやや長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。1.1000を割り込んで終えており一段の下落リスクに注意が必要ですが、調整下げに留まるなら1.08台を大きく割り込まない可能性も高いと見ています。下値リスクが高いので買いは様子見です。売りは1.1020-30で戻り売り。損切りは1.1070で一旦撤退です。上値抵抗は1.1020-30，1.1060-70，1.1090-00に、下値抵抗は1.0940-50，1.0910-20，1.0850-60にあります。1.12台を回復して終えない限り下値リスクがより高い状態です。