2023年6月6日
【ドル/円】：反発余地が限られる可能性。
ドル/円は小反落。下値を切り上げる流れを守っており、調整下げの範囲内ですが、140.40-50の日足の上値抵抗にぶつかった影響がより強い状態です。一方下値も、139.00-10，138.50-60にやや強い抵抗が出来ており、138.50以下で終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 140.50超えで終えれば下値リスクが後退、140.90-00の抵抗を上抜けて終えれば、“強気”の流れに戻して一段のドル上昇に繋がり易くなります。逆に、138.50以下で終えた場合は調整下げの動きが継続します。さらに、136円を割り込んで終えた場合は、“ドル弱気”に変化して132～133円方向への新たな下落リスクが点灯します。 ドル買いは様子見か138.40に損切りを置くなら139.00-10以下で軽く試し買い。ドル売りは140.00-10で戻り売り。損切りは140.60で撤退です。 日足の上値抵抗は140.10-20，140.40-50，140.90-00に、下値抵抗は138.50-60，138.00-10，137.40-50，136.30-40にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、下値を急角度で切り上げて来た流れからは若干下抜けた位置で終えており、下値リスクを残した状態です。買いは様子見です。売りは150.00-10で戻り売り。損切りは150.50で一旦撤退です。上値抵抗は150.00-10，150.40-50，151.00-10に、下値抵抗は149.00-10，148.60-70，148.20-30，147.50-60にあります。147.00以下で終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。逆に151.00-10の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは小反発。1.0700近辺の下値抵抗を守っていますが、トレンドがまだ弱く、また、上昇エネルギーの強いものではないので、上値余地も拡がり難いでしょう。買いは様子見です。売りは1.0760-70で戻り売り。損切りは1.0820で撤退です。上値抵抗は1.0760-70，1.0810-20，1.0850-60に、下値抵抗は1.0680-90，1.0640-50にあります。全て下抜けて終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなります。短期トレンドは1.0850超えで終えれば“やや強気”に変化します。
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