読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円一時140円台後半 米債務上限めぐる法案採決に注目

 

ドル円一時140円台後半 米債務上限問題進展への期待感で上昇

29日のドル円は米債務上限問題の進展への期待感などから一時140円台後半まで上昇しましたが、その後はドル安の流れとなり140円台前半まで反落しました。

先週末に発表された米4月個人消費支出(PCE)が市場予想を上回ったことや、アメリカの債務上限引き上げをめぐる問題についてバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が合意したとの報道を受けて、ドル円は29日朝に140.92円前後まで上昇しました。

しかしドル買いの流れは続かず、アメリカとイギリスが祝日で動意が鈍る中、大幅な上昇からの反動売りやポジション調整により夜にかけて140円台前半へと反落しました。

その後本日朝にかけて上昇し140円台半ばまで持ち直しましたが、米長期金利の低下とともに再び下落し本日午前10時半頃には一時139円台後半まで押し戻されました。

ドル円上昇一服 米債務上限めぐる法案採決に注目

29日のドル円は年初来高値を更新した後、反落する展開となりました。米債務上限問題をめぐる協議の進展を受けて29日朝にかけて140円台後半まで上昇しましたが、141円には届かずその後は調整売りが優勢となりました。

米債務上限をめぐる問題については、先週末にバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が債務上限の適用を2025年1月まで停止する形での上限引き上げに合意したことが伝わりました。これを受けて市場では警戒感が後退しドルが買われましたが、関連法案は米議会の上下両院で可決する必要があり、採決が難航するとの見方もある中、注目が集まっています。

好調な米指標やFRB高官の発言などを受けて、市場では6月の米FOMCで0.25%の利上げが行われるとの見方が広がっています。現時点では利上げ予想と据え置き予想が拮抗しており、米利上げの見通しは今後の米指標の結果に左右されることとなりそうです。

本日は米5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)などが発表されるほか、リッチモンド連銀のバーキン総裁の発言が予定されています。追加利上げ観測につながる材料が出れば再び大きくドル高が進む可能性もあり、注目されます。また、米債務上限問題の関連法案の採決をめぐる続報にも要注目となりそうです。

 



●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。