前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
16日の欧州・NY時間、注目された米4月小売売上高・総合の前月比が市場予想を下回り瞬間ドル売り優勢となり、ドル円は135.620円まで下落した。ただ、GDPの算出に用いられる自動車・建材などを除いた小売りの伸びが予想を上回ったことで、米長期金利の上昇を受けてドル円は反発。
さらに、米4月鉱工業生産、5月NAHB住宅市場指数も市場予想を上回ったほか、メスター米クリーブランド連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁のタカ派発言も加わってドル買いが加速し、ドル円は136.684円まで上昇した。NY時間終盤にかけては、債務上限問題の与野党協議を控える中、NYダウが軟調に推移したことでドル円は136.267円まで上げ幅を縮小した。
本日アジア時間は、早朝にバイデン米大統領の「議会指導部との債務上限を巡る協議は良好で生産的」などの発言などで、日経平均が一時21年9月以来の3万円台を回復。リスクオンの円売りが進行して、ドル円は136.80円レベルまで上昇している。
債務上限問題については、バイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長らが16日午後、協議を行った。マッカーシー下院議長は大きな隔たりが依然あるが「週末までに合意を得ることは可能」と述べた。共和党のマコーネル上院院内総務も、マッカーシー下院議長とともに開いた会見で「我々(共和党と民主党)はともにデフォルトを避けたい」と発言、両党がともにデフォルト回避姿勢を明確にしている。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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