2023年5月12日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態。
ドル/円は小陽線で切り返して上値トライの可能性を残しています。上昇エネルギーの強いものではないことや、日足の上値抵抗を上抜けきれていませんが、下値抵抗も守って終えており、突っ込み売りにも注意が必要です。 135.50超えに戻して引ければ調整下げ一巡の可能性が点灯して上値トライの動きが強まり易くなります。逆に133.80以下で終えた場合は調整下げの流れが来週も継続して132～133円台の下値抵抗の強さを確認する動きへ。さらに、131円を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”に変化して下落余地が拡がる可能性が生じます。 ドル買いは134.00-10で軽く押し目買い。損切りは133.40で撤退です。ドル売りは135.10-20まで引きつけて。損切りは135.60で撤退です。 日足の上値抵抗は135.10-20，135.50-60，136.40-50に下値抵抗は134.00-10，133.00-10，132.00-10にあります。
【ユーロ/円】：調整下げの流れが継続中。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなり、続落して引けています。下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗していますが、148.50超えに実体を戻すまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは147.20-30で戻り売り。損切り147.80で一旦撤退です。上値抵抗は147.30-40，147.60-70，148.10-20に、下値抵抗は146.40-50，146.00-10，145.30-40，145.00-10にあります。調整下げに留まるなら押しは深い場合でも144円台に留まると見られ、145.00-10以下の突っ込み売りにも注意を要します。
【ユーロ/ドル】：1.0850以下で終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が点灯。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり上値を切り下げています。日足の下値抵抗を守っていますが、形状が悪化しているので、買いは1日様子見か1.0890-00で軽く買って1.0840で撤退です。これが付いた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなります。売りは様子見か1.1030に損切りを置くなら1.0970-80の戻りを軽く売り狙い。上値抵抗は1.0970-80，1.1020-30，1.1060-70に、下値抵抗は1.0890-00，1.0860-70にあります。
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