2023年5月11日
【ドル/円】：上値トライに失敗。上値の重い展開。
ドル円は、高値圏から陰線引けとなり単体では下値リスクの高いものですが、3/24に付けた129.64を基点とする短期的なサポートラインの下値抵抗が133.80-90に控えており、日足の下値抵抗として働く可能性を残しています。このレベルでの売りも慎重に。 135.50超えに戻して引ければ調整下げ一巡の可能性が点灯します。逆に133.70以下で終えた場合は調整下げ局面が継続します。この場合でも131.30～131.50に日足、週足の下値抵抗が控えており、131円を割り込んで終えない限り、“ドル弱気”に変化しません。 ドル買いは様子見か、133.80-90で軽く押し目買い。損切りは133.50で浅めに撤退です。ドル売りは134.80-90で戻り売り。損切りは135.60で撤退です。 日足の上値抵抗は134.80-90，135.30-40，136.40-50に、下値抵抗は133.80-90，132.50-60，132.00-10，131.40-50にあります。
【ユーロ/円】： 調整下げ局面続く。
ユーロ/円は続落し、上値を切り下げています。147.00-10の下値抵抗に跳ね返されましたが、日足の形状が弱く下値リスクが高い状態です。買いは様子見か147.00-10で軽く買って146.70で浅めに撤退です。売りは148.50-60の戻り待ちとします。損切りは149.10で一旦撤退です。上値抵抗は147.60-70，148.10-20，148.50-60，149.00-10に、下値抵抗は147.00-10，146.40-50，145.60-70，145.00-10にあります。調整下げに留まるなら144～145円台を大きく割り込まない可能性が高くなります。149円台乗せで終えれば下値リスクがやや後退。149.50超えで終えれば調整下げ一巡の可能性が高くなります。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小反発。トレンドの変化は認められませんが、上値をゆっくりと切り下げており、日足の形状がやや悪化しています。買いは1.0940-50で再度押し目買い。損切りは1.0890で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1020-30，1.1060-70，1.1090-00に、下値抵抗は1.0940-50，1.0910-20，1.0860-70にあります。1.0850以下で終えた場合は調整局面入りの可能性が高くなります。
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