2023年4月26日
【ドル/円】:上値の重い展開。133.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯。
ドル円は小陰線で終え、上値を切り下げています。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、3/24に付けた129.64を直近安値とする短期的なサポートラインを若干下抜けた位置で終えており、日足の形状が悪化しています。133.00以下で終えた場合は昨年10月の151.95を基点とするトレンドラインも下抜けて、下値リスクが点灯します。この場合は131~132円台の下値抵抗の強さを確認する動きへ。逆に134.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は下値リスクが後退、135.00超えで終えれば一段のドル上昇に繋がり易くなります。 下値リスクがやや高い状態にあるので買いは1日様子見か133.10-20まで引きつけて。損切りは132.80で浅めに撤退です。ドル売りは134.20-30で戻り売り。損切りは134.70で撤退です。 日足の上値抵抗は134.20-30,134.60-70,135.00-10に下値抵抗は133.00-10,132.10-20,131.70-80にあります。
【ユーロ/円】:調整下げ局面入りの可能性。
ユーロ/円は値幅の大きい陰線引けとなり、この足が3/24に付けた139.07を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けた位置で終えています。調整下げ局面入りの可能性が生じており、買いは様子見に転じます。売りは147.50-60の戻り待ちとします。損切りは148.10で一旦撤退です。上値抵抗は147.20-30,147.50-60,147.80-90に、下値抵抗は146.30-40,145.90-00,145.30-40にあります。調整下げに留まるなら144円を大きく割り込まない可能性も高く145.00以下の突っ込み売りにも注意が必要です。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開。押し目買い方針変わらず。
ユーロ/ドルは前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して“カブセの陰線”で終えています。単体では続落に注意する必要があるものですが、トレンドの変化は認められません。買いは1日様子見か、1.0920-30まで引きつけて。損切りは1.0890で浅めに撤退です。トレンドの変化が認められないので売りは様子見か1.1060に損切りを置くなら1.1010-20の戻りを軽く売り狙い。上値抵抗は1.0990-00,1.1010-20,1.1050-60に、下値抵抗は1.0940-50,1.0920-30,1.0890-00にあります。1.0850以下で終えた場合は調整局面入りの可能性が高くなります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。