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FX「建国100年の総選挙、リラの運命は選挙より需給」トルコリラ見通し

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総括

FX「建国100年の総選挙、リラの運命は選挙より需給」トルコリラ見通し

(通貨11位、株価20位)   

予想レンジ トルコリラ/円6.4-7.4

(ポイント)
*弱い経済指標が続く
*今週は4月消費者信頼感の発表
*4月消費者物価は50%割れ?
*イスタンブール国際金融センター開設
*米国がF16売却か
*地震の被害を発表
*選挙戦状況は
*リラも株価も弱い2023年
*地震でも世銀が成長率見通しを上方修正
*3月消費者物価は前年比50.51%で前月の55.18%を下回った
*貿易・経常赤字は続く。これが主たるリラ安要因
*リラ安防衛策はリラ預金増に繋がるがリラ安を抑えきれない
*国内預金が外貨預金を上回る=リラ化政策で
*今年は建国100周年

(経済指標は弱い)
 年初来11位、トルコリラは円より弱い数少ない通貨だ。経済指標は弱い。2月小売売上は前月比6.5%減少、前年比で21.5%増。2月鉱工業生産は前月比6%減少、前年比で8.2%減少。2月失業率は10%で前月の9.8%から悪化した。
 今週は4月消費者信頼感の発表あり。10年国債利回りは12.25%、イスタンブール100株価指数は年初来8.16%安(ただ昨年は約200%高)。

(4月消費者物価は50%割れ?)
 ネバディ財務相が4月消費者物価は50%割れを示唆

(米国トルコに「F16」売却か、関係改善か)
バイデン米政権がトルコの既存の戦闘機「F16」の近代化パッケージを売却する見通しと、事情に詳しい関係者が述べた。米上下両院の外交委員会が非公式に承認したという。

(イスタンブール国際金融センター開設)
この画期的なプロジェクトは、ニューヨーク、ロンドン、ドバイにある既存の金融センターと同等かそれ以上の規模の金融センターを設立することを目指している。

(地震の被害)
 トルコ政府は4月14日、トルコ南部で発生した強い地震により、国内で 50,500 人が死亡したと述べた。現在、31万棟以上の建物が被害を受け、370万人以上が避難を余儀なくされている。
 トルコ大統領府によって議会に提出された報告書は、2月の地震の総コストを 2 兆トルコリラ (約390億ドル) と見積もっている。

(選挙戦状況)
 この選挙はこれまでにも増して大きな重要性を持つ。もし野党が勝利すれば20年続いたエルドアン政権が終わるのみならず、野党合意に従って現在の集権的大統領制が議院内閣制に移行する見込みだからである。メトロポールの4月の世論調査によると、エルドアン氏に投票すると答えた人は41.1%、クルチダルオール氏は42.6%だった。3月までに行われたほかの世論調査にはばらつきがあるが、クルチダルオール氏が上回るものが多い。議会選ではエルドアン氏の与党連合がトップの45.8%で、3月から2ポイント超回復した。6野党連合が36.4%、クルド系政党が13.9%で次ぐ。与党への支持がやや回復してきたが、議会の多数派争いも予断を許さない。

 クロチダロール氏は、当選した場合、政府の最初の100日間に実施する行動計画を発表した。公約は主に経済的なもので、労働者、農民、店主、若者、地震の犠牲者、退職者、女性のニーズに対応している。
「腐敗と散財を終わらせるための効果的な闘いです」と述べた. トルコリラの価値を守ることも強調した。

 一方エルドアン氏は「トルコは歴史的な選挙を経験するでしょう。これらの選挙の結果は、今後5年間だけでなく、我が国の次の半世紀を決定するでしょう」と語った。「野党は、防衛産業の分野での私たちの成果を破壊し、止める以外に何も提供することはできません。同盟には内部問題があり、内政を適切に運営することすらできない、と続けた。「これらの7つのパートナーが、お互いにうまくやっていくことさえできなくても、8500万人のトルコ共和国を運営できるでしょうか? 成功しない人は、震災被災者の問題を解決できるでしょうか?」語った。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン2σ下限から中位へ上昇

 日足、ボリバン2σ下限から中位へ反発。雲の下。4月13日-17日の上昇ラインがサポート。4月12日-17日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き。
 週足、ボリバン2σ下限から反発も中位越えられず。3月13日週-4月10日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
 月足、11月-12月の下降ラインを上抜く。1月-3月の上昇ラインがサポート。22年10月-11月の下降ラインが上値抵抗。
年足、8年連続陰線。その間52円から6円台へ沈む。今年は僅かに陽転していたが3月陰転。



メルハバ

リラ預金増加、リラ化政策で

 トルコの「リラ化政策」は成功して、リラ預金が増加、外貨預金が減少。ただリラ安が続くのは恒常的な貿易、経常赤字なり。表は預金残高、普通の国なら当たり前だが、漸くリラ預金5.9兆リラが外貨預金4.01兆リラを上回った。




情報提供元:FX湘南投資グループ
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