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ドル/円3分早わかり「1㌦130.00円トライも インフレ退治と信用収縮回避-米連邦公開市場委員会(FOMC)」2023年3月23日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

1㌦130.00円トライも インフレ退治と信用収縮回避-米連邦公開市場委員会(FOMC)

動画要旨

米連邦公開市場委員会(FOMC)

3月23日、日本時間午前3時に米国の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されます。また、3時30分からはパウエルFRB議長の会見が行われます。

米国のインフレ抑制は道半ばの中、シリコンバレー銀行の破綻により金融システムのほころびが表面化しつつあり、市場も今年後半の金融政策へのイメージを掴み切れていません。市場を落ち着かせつつ、年後半の政策動向へのヒントが出てくるか市場は注目しています。

米連邦公開市場委員会(FOMC)を見る上でのポイントは3つ

米連邦公開市場委員会(FOMC)のポイント

1つ目は、14日に発表された消費者物価指数は、コア前年比は1月から小幅に低下したものの、コアサービスの上昇からインフレ鈍化は緩やかでした。依然、インフレ率は高水準で、FRBの視線がいまだインフレ退治に向かわざるを得ないこと示唆しています。

2つ目は、新たに発表される経済予測で、FF金利の今年末のレンジは、現在の5.00-5.25%が維持されるとの見方と、5.25-5.50%へ小幅引き上げ予想が混在しています。FF金利予想が引上げられた場合、年内利下げの声が多い市場とのギャップが広がり、市場が混乱する危険はあります。

3つ目は、米銀のFRBからの資金借り入れが15日時点で1528億ドル、約20兆円に急増しています。リーマンショックのときが1107億ドルでしたので、これを抜いて過去最高となっています。今回の事例は、ある意味、リーマンショックを上回るインパクトであると言え、この点は利上げや量的引き締めの休止観測を高める要因になっています。

ドル/円の反応

米連邦公開市場委員会(FOMC)

米連邦公開市場委員会(FOMC)への反応
TEAMハロンズとしては、足もとのインフレ動向を踏まえ、0.25%利上げと同時に、利上げはファンダメンタルズ次第と強調して、米銀行システムが利上げに耐えられないほど痛んでいるとの悲観的な見方を排除しつつ、今後の利上げ停止にも含みを持たせると見ています。

ただ、ハト派・タカ派のどちらにも受け入れられやすい反面、先行きの不確実性を排除するにはインパクトが小さいとの見方もあります。市場はFRBのハト派への転換を促すような催促相場に向かうと見て、ドル円は下向きに動きやすいのではないかと考えています。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年3月21日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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