2023年3月17日
【ドル/円】：下値リスクを残した状態。下値抵抗にも引き続き注意。
ドル/円は、直近の日足が、東京市場（9：00am）で前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、結果的には下ヒゲが長く、実体の小さい「タクリ足の陽線」で終えています。下値トライに失敗した形となったことや、133.00-10の下値抵抗を実体ベースで守っており、上値トライの動きが強まると見ますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、トレンドの変化は認められません。飛びつき買いにも注意が必要です。 買いは様子見か、132.20-30の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは131.60で撤退です。売りは133.90-00で軽く売って134.20で浅めに撤退するか、134.80-90の戻り待ちとします。この場合の損切りは135.30で撤退です。 日足の上値抵抗は133.90-00，134.80-90，135.60-70に、下値抵抗は132.90-00，132.20-30，131.40～131.60にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクがやや後退。押し目を待って買い。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値トライに失敗して値幅の大きい陽線で終えています。140.00-10の日足、週足の下値抵抗を実体ベースで守っており、昨日付けた139.13で一旦底打ちした可能性が高いと見ますが、一方で、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、前日の大陰線の影響を受けた状態です。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは140.70-80の押し目待ちとします。損切りは139.90で撤退です。売りは様子見か、143.90-00の吹き値があれば売り狙い。損切りは144.70で撤退です。上値抵抗は142.40-50，143.00-10，143. 40-50，143.90-00に、下値抵抗141.10-20，140.70-80，140.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】：下値リスクを残した状態。
ユーロ/ドルは小反発。上昇余力の強いものではありませんが、1.0550-60の下値抵抗を守っており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見です。売りは1.0660-70まで引き付けて。損切りは1.0720で一旦撤退です。上値抵抗は1.0630-40，1.0660-70，1.0710-20に、下値抵抗は1.0550-60，1.0500±10ポイント、1.0420-30にあります。1.0400を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。1.0750超えで終えれば下値リスクが後退して1.0800超えトライへ。
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