前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
15日の欧州・NY時間、米シリコンバレー銀行の経営破綻をきっかけとする金融不安がある中、クレディ・スイス(CS)の筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンクのアンマル・フダリ会長が「同行に追加投資をすることはない」と発言したことがきっかけで、CS株が急落し、金融システム不安が急拡大した。リスク回避の円買いが強まり、ドル円はNY時間に132.197円まで下落した。その後、「スイス当局とCSは同行を安定させるための選択肢について討議している」との報道で、133.766円まで反発した。NY時間にスイス中銀(SNB)とスイス金融市場監督機構(FINMA)は共同声明で「CSはシステム上重要な銀行に課される資本および流動性要件を満たしている」「必要ならCSに流動性を供給する」と表明した。
本日アジア時間に、CSがSNBから最大500億スイスフランを借り入れるオプションを行使し、流動性強化に向けた「断固とした行動」を取ると発表し、ドル円は133.487円まで上昇する場面はあった。ただ、NY時間の流れを受けて、アジア株式市場が軟調だったため、ドル円も上値は重く、132円台後半へ押し戻されている。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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