2023年3月14日
【ドル/円】:一段の下落リスクに注意、戻り売り。
ドル/円は寄付き高値の大陰線で終え、この陰線が134円も割り込んでおり、一段の下落リスクに注意が必要です。一方で、132.00-10以下に強い抵抗が控えており、このレベルからの売りも慎重に。 日足が134.50超えで終えれば下値リスクが若干後退して135.00-10超えの強い抵抗をトライする動きへ。逆に、130.00-10の日足の抵抗を割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクが生じます。 トレンドが弱い状態にあるので買いは様子見です。売りは133.60-70で戻り売り。上値余地を134.00-10近辺まで見て置く必要があります。損切りは134.60で撤退です。 日足の上値抵抗は133.90-00,134.40-50,135.00-10に、下値抵抗は、132.00-10,131.40~131.60,131.00-10,130.00-10にあります。
【ユーロ/円】:下値リスクが高い状態。
ユーロ/円は値幅の大きい陰線引けとなり、5手連続陰線引けとなりました。実体ベースでは142.00-10の日足の抵抗を守っており、反発余地を探る動きに繋げていますが、下値リスクがより高いので買いは様子見か142.00-10まで引き付けて。損切りは141.50で撤退です。売りは143.00-10で戻り売り。損切りは143.60で撤退です。日足が142円割れで終えた場合は、141.00-10以下の下値抵抗の強さを確認する動きへ。さらに、140円を割り込んで越週した場合は中期トレンドも“弱気”に変化します。逆に、143.50超えで終えれば下値リスクが後退します。
【ユーロ/ドル】:下げ渋り。1.0750超えで終えれば下値リスクが後退。
ユーロ/ドルは小幅続伸し、上値余地を探る動きが継続中です。上値抵抗をクリアしきれておらず、下値リスクを残した状態ですが、日足の形状は改善しています。買いはトレンドの変化を確認するまで様子を見るか、1.0670-80の押し目を軽く拾って1.0640で浅めに撤退です。売りは様子見か1.0730-40で軽く売って1.0760で浅めに撤退です。上値抵抗は1.0740-50,1.0800-10,1.0840-50に、下値抵抗は1.0670-80,1.0640-50,1.0590-00にあります。1.0750超えで終えれば短期トレンドが変化して1.0800-10超えトライへ。
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