
午前の為替予想は… 米利上げ見送り観測浮上、ドルはCPI受けて不安定な動き続く公算
作成日時 :2023年3月14日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル円予想レンジ
131.000-135.000円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は米長期金利の低下を背景に一時132円台へと下落した。米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻を受けて来週21-22日の連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られるとの観測が広がる中、ほぼ1カ月ぶりに132.29円前後まで下値を拡大。その後は買戻しが入り133円台へと値を戻したが、それでも前日比1.4%の大幅安で取引を終えた。なお、米金利先物市場が織り込む25bp(0.25%ポイント)の利上げ確率は70%弱に低下。利上げ見送り(金利据え置き)の可能性を30%強織り込んだ。
本日は米2月消費者物価指数(CPI)が発表される。SVB問題によってCPIの重要度が低下した印象は否めないが、仮に予想を下回れば利上げ見送り観測がさらに強まる形でドルをもう一段押し下げることになるだろう。一方、CPIが予想以上に伸びるようだと利上げ見送り観測が後退してドルの反発につながることも考えられる。いずれにせよ3月FOMCを前に、市場の織り込み度合いが大きく変化する可能性があるだけに、ドル/円は本日も不安定な値動きが続く公算が大きい。
今朝 最新のドル/円チャート

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
