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ドル円一時136円台半ば 日米金利差拡大観測で続伸

 

ドル円一時136円台半ば 米PCEの予想上振れで続伸

24日のドル円は次期日銀総裁候補らへの所信聴取を受けて乱高下する場面もありましたが、その後上昇の流れとなり、米1月個人消費支出(PCE)の好調な結果を受けておよそ2か月ぶりに136円台まで上昇しました。

24日午前より次期日銀総裁候補の植田氏らへの所信聴取が行われ、ドル円相場は売り買いが交錯して荒い動きとなりました。しかし植田氏が「金融緩和の継続が適切」との考えを示したことで緩和策の修正観測が後退し、夜にかけて円安ドル高が進みました。

同日22時半に米1月個人消費支出(PCE)が発表されると、予想を上回る結果を受けてドル買いが加速し、25日未明には一時およそ2か月ぶりの高値となる136.51円前後まで続伸しました。136円台半ばで上値は抑えられたものの、週明けの本日午前には136.55円台を付け、連日年初来高値を更新しています。

ドル円日米金利差拡大観測で堅調続くか 引き続き米指標に注目

24日は警戒されていた次期日銀総裁候補らへの所信聴取を大きなサプライズなく通過したことで安心感が広がり、円安ドル高が進みました。現行の金融緩和策が当面維持されるとの見方が広がって円売り材料となったことに加え、米PCEの予想上振れで米利上げ長期化観測があらためて強まってドル買いが進み、ドル円は136円台に乗せておよそ2か月ぶりの高値を付けました。

米FRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)が予想を上回る伸びとなったことでアメリカのインフレの根強さが示唆され、より長期間にわたって高い金利水準が維持されるとの見方が強まっています。さらに日銀の金融緩和策の継続が見込まれることで再び日米の金利差拡大が意識されており、ドル円は底堅い動きが予想されます。

本日は米1月耐久財受注や米1月住宅販売保留指数の発表が予定されています。今週もドル円相場は米指標に左右される展開が予想され、結果次第では137円台の回復も視野に入りますが、強い結果が期待されているだけに低調な結果となった場合の反落リスクへの警戒も必要となりそうです。

 



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