ドル円 好調な米指標受け年初来高値更新
今週初めのドル円はアメリカの祝日で動意が薄い中、134円台前半でスタートしました。
ドル円は先週末に年初来高値を更新して135円台前半まで上昇しましたが、今週初めは20日(月)がアメリカの祝日でニューヨーク市場が休場となったことから動きが鈍く、134円台前半を中心に揉み合いとなりました。
アメリカの連休が明けた21日(火)は上昇基調となり、同日24時前に米2月購買担当者景気指数(PMI)が発表されると、良好な結果を受けて一時約2ヶ月ぶりの高値となる135.23円前後まで急伸し、先週末に付けた年初来高値をさらに更新しました。
その後は22日夜に一時134円台前半まで下落する場面がありながらも134円台後半を中心に揉み合いが続き、23日(木)夜、複数の米指標の良好な結果を受けてドルを買う動きが強まり、一時135.36円前後まで上値を伸ばしました。
24日(金)には次期日銀正副総裁候補への所信聴取が行われ、ドル円は一時上下に振れる荒い動きとなりましたが、次期総裁候補の植田氏が現行の金融緩和を継続する考えを示したことから、当面は現行の緩和策が維持されるとの見方が広がり変動は一時的なものとなりました。
重要イベントとして注目を集めていた次期日銀正副総裁候補への所信聴取を通過し、市場の関心は再び米FRBの金融政策の行方に向かっています。直近の米経済指標は強い結果が続いており、米FRBによる利上げが長期化するとの見方が強まる中、引き続きアメリカのインフレ関連指標に注目が集まりそうです。
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