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FX「ペソに死角はないのか、年初来高値更新し中銀議事要旨で一服」メキシコペソ見通し

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総括

FX「ペソに死角はないのか、年初来高値更新し中銀議事要旨で一服」メキシコペソ見通し

予想レンジ 7.0-7.5

 (ポイント)
*2022年は最強通貨、2023年もここまで最強
*年初来高値(7.375)更新し一服
*上昇継続。郷里送金とニアショア投資の二本柱がペソを支える
*政府もニアショアを支援
*米国はメキシコからの鉄鋼輸入急増に不満
*メキシコの天敵はトランプ前大統領
*2月前半インフレは8.38%
*中国とは良好な関係
*1月ニアショア投資は25億ドル
*1月としては過去最高の自動車生産
*政策金利は予想外の0.5%利上げ
*IMFは2023年成長見通しを上方修正
*4Q・GDPは前年比で3.6%増
*2022年郷里送金は13.4%増
*国内経済は2022年に約3%拡大

(上昇継続、政府はニアショアー刺激政策)
 上昇継続。年初来高値(7.375)更新し一服。郷里送金とニアショア投資の二本柱がペソを支える。さらに大蔵公債省が「ニアショアリング関連投資に6,000億ペソ規模の政策融資制度」設立を発表した。この融資には、輸出サプライチェーンのサプライヤーに対する運転資金や、自動車サプライチェーンの契約のための融資、工業団地の賃料支払いへの支援などが挙げられるとした。
 デ・ラ・オ大蔵公債相は「ニアショアリングは輸出や投資、雇用創出、われわれの生活水準の向上を促す機会を象徴している。産業を多様化させ、新しいものに挑戦するべく、サプライヤーの支援や製造業の投資を活性化する分野や地域を特定するために重要な時だ」と述べた。メキシコ銀行協会ベッカー代表は「メキシコは今後20年から50年にわたって国の様相を変える可能性があるニアショアリングの機会を提供している。この機会を活用しないわけにはいかない」と述べた。さらに、ニアショアリングへの関心は、少なくとも最初の段階で約4万7,000人の新規雇用を生み、400の企業を誘致することができると付け加えた。

(中銀議事要旨)
 昨日、2月23日のメキシコぺソは中銀政策決定会合の議事録を嫌気して小幅安。
メキシコ中銀の2月決定会合の議事録では、政策担当者の多くが次回3月の会合で利上げ幅縮小が可能と考えていることが分かった。

(メキシコペソへの死角はないのか)
 高度成長を目指すメキシコへの死角はないのだろうか。2024年に米国大統領選挙があり、トランプ前大統領が出馬を宣言している。トランプ前大統領時代は国境の壁で不法移民を防ごうとした政策が有名だが、貿易面でも対メキシコの巨額赤字を問題視、公正な通商条件で合意できなかった場合は当時のNAFTA(現USMCA)を撤廃する可能性もあると言明していた。バイデン大統領就任後は、コロナ禍でのサプライチェーン問題改善にはメキシコとの協力が重要という流れになり米墨関係は改善している。

(米国と摩擦。メキシコからの鉄鋼輸入の「急増」に対して)
米上院議員らはバイデン政権に対し、メキシコからの鉄鋼輸入の「急増」に対処するよう求めた。議員たちはメキシコからの鉄鋼輸入の波は、すでにカリフォルニア州で200を超える鉄鋼業の職を失い、鉄鋼導管を製造する10か所に満たないアメリカの工場のうちの 1 つを閉鎖するに至ったとした。メキシコからの鉄鋼輸入は、過去3年間で73% 増加している。

(2月前半インフレは小幅低下)
2月前半インフレは前年比8.38% 前回は8.45%、コアは7.76% 前回は7.94%。

(12月小売売上)
12月小売売上は前年比2.5%増で前月の2.4%を上回ったが、予想の3.2%を下回った

(本日も指標充実)
本日は4Q・GDP最終値、12月経済活動指数 4Q経常収支の発表あり

(来週も指標が多い)
 1月貿易収支、2月企業信頼感、2月製造業PMI、1月外貨準備高、1月失業率の発表あり

テクニカル分析

日足、ボリバン上限に沿って上昇。ただ2月21日、23日は長い上ヒゲ

 日足、年初来高値は今週更新もボリバン2σ下限からの上昇が一服。雲の上に大きくは出ている。ただ2月21日、23日は長い上ヒゲで売り圧力も示す。2月21日-22日の上昇ラインがサポート。22年11月8日-23年2月23日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
 週足、ボリバン2σ下限から小刻みに上昇し中位を上抜く。2月6日週-13日週の上昇ラインがサポート。10月31日週-11月7日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
 月足、1月は陽線。2月もここまで陽線。8月-1月の上昇ラインがサポート。10月-11月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線は上向き。
 年足、連続陽線も22年は上ヒゲが長い。21年-22年の上昇ラインがサポート。14年-22年の下降ラインが上値抵抗。



VAMOS MEXICO

中墨関係は良好か

 謝鋒中国外務次官は、メキシコのシヤード駐中国大使と会談し、中国とメキシコの関係や両国関係について意見交換を行った。謝鋒氏は「中国とメキシコは共に主要な発展途上国であり、お互いの包括的な戦略的パートナーである。中国はメキシコと協力し、両国首脳が達した重要な共通認識を実行に移し、政治的相互信頼をさらに深め、実務協力を拡大したい」と述べた。 さらに「多国間協力を深め、中国とメキシコの協力を促進し、包括的な戦略的パートナーシップは新たな高みに達し続けている」と加えた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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