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ドル円一時128円台前半 米FOMC受け乱高下

ドル円一時128円台前半 米FOMC受け乱高下

1日のドル円は夜までもみ合いが続きましたが、米指標が発表されると一段下落した後、本日未明に米FOMCの声明発表や米FRB議長の会見を受けて乱高下し、一時128円台半ばまで急落しました。

1日の日中は重要イベントを控えて動きが鈍くもみ合いが続きましたが、22時過ぎに米1月ADP雇用統計、24時に米1月ISM製造業景況指数が発表されると、ともに予想下振れとなったことでドル円は129円台前半まで下落しました。

さらに本日午前4時頃に米FOMCの声明が発表され、今回の会合では0.25%の利上げが決定されました。声明では依然としてインフレ率が高止まりしているとした上で「継続的な利上げが適切になると予想する」とされ、米長期金利の上昇とともにドル円は一時129円台後半まで上昇しました。

しかしその後、パウエル米FRB議長が会見で物価上昇のペースが鈍化しているという認識を示したことなどからアメリカのインフレ収束が意識され、一転してドル売り円買いの動きが強まりドル円は128.54円前後まで急落しました。

その後もドル売りの流れが継続し、本日午前9時過ぎには一時128円台前半まで下げ幅を拡大しました。

ドル円 明日の雇用統計まで様子見ムードか

今回の米FOMCでは市場予想通り0.25%の利上げが決定され、大きなサプライズはありませんでしたが、前回の会合に続いて2回連続で利上げ幅が縮小されることとなり、日米の金利差縮小が意識されて円高ドル安が進みました。

パウエル米FRB議長は「予想通りの経済動向となった場合、今年中の利下げは適切ではない」との考えを示して市場に広がる早期利上げ停止観測をけん制しましたが、パウエル議長が物価上昇ペースの鈍化を認めたことなどから、市場では依然として年末にかけて利下げに向かうとの見方が根強くなっています。

明日夜には米雇用統計が発表予定となっており、発表までドル円は再び上値が重い一方で積極的に売られる動きも出づらい様子見ムードとなることが予想されます。ただし、まもなく22時過ぎに欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表、その後ラガルドECB総裁の会見が予定されており、ユーロの変動の影響でドル円相場にも突発的な動きが出る可能性に注意が必要です。

 
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