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FX「中銀、停電での景気減速を考慮し0.25%の小幅利上げ。ランド下落、株価上昇」南アランド見通し

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総括

FX「中銀、停電での景気減速を考慮し0.25%の小幅利上げ。ランド下落、株価上昇」南アランド見通し

「通貨12位、株価5位」
「予想レンジ 南アランド7.3-7.8」

(ポイント)
*通貨ランドは弱く、株価は強い
*政策金利は利上げ減速で0.25%引き上げ
*経済成長率について、中銀は2023年は0.3%、24年は0.7%になると予想
*インフレ率は23年は5.4%、24年は4.8%と予想(中銀)
*イエレン財務長官が南ア訪問
*ラマポーザが負荷制限のための「緊急パッケージ」を発表か
*電力不足が弱点
*12月消費者物価の伸びは鈍化
*11月貿易収支は黒字を回復
*CPI目標は3-6%

(通貨ランドは弱く、株価は強い)
通貨ランドは弱く、株価は強い。電力不足問題でランドは弱いが、利上げ幅減速で南アの株価は年初から強い。10.6%高。

(政策金利は利上げ減速で0.25%引き上げ)
南ア中銀は、インフレ抑制に向け、主要政策金利であるレポ金利を0.25%引き上げ7.25%とした。上げ幅は予想の0.5%よりも小幅だった。
クガニャゴ中銀総裁によると、5人の委員のうち3人が0.25%の利上げ、2人が0.5%の利上げを主張した。総裁は「金利水準が短期的に信用需要を支えるものであることに変わりはない」と指摘。計画停電が続いていることで経済が受ける影響について警告し、「経済成長はこれまでも不安定だったが、経済成長見通しは一段と不透明になっている。電力不足が解消されれば成長率は大きく向上すると予想される」と述べた。

(成長・インフレ見通し)
経済成長率について、中銀は2023年は0.3%、24年は0.7%になると予想。前回11月の予想から下方修正された。
インフレ率は23年は5.4%、24年は4.8%と予想。中銀はインフレ目標を3-6%に設定している。昨年12月の消費者物価は前年同月比7.2%上昇。前月の7.4%から伸びが鈍化した。

(イエレン財務長官、南アを語る)
イエレン財務長官は、南アでビジネスを行う上で負荷制限を「かなりの課題」と表現したが、投資を支える堅固なファンダメンタルズはまだあると述べた。
「南アには非常に強力な基盤があり、多くの点でうまく機能する裁判所を備えた強力な憲法制度、契約を執行し、ビジネスに不可欠なその他のことを行う法制度、非常に強力な金融部門、素晴らしい一連の教育機関があります。大学やその他の トレーニングにより、非常に熟練した労働力を利用できるようになります」と述べた。

テクニカル分析(ランド/円)

ボリバン3σ下限からは反発も中位越えず

日足、ボリバン3σ下限から反発。1月26日-27日の下降ラインが上値抵抗。1月20日-27日の上昇ラインがサポート。5日線、20日線下向き。
週足、雲の下、3σ下限にも一時達すが反発。先週は寄り引き同時。1月16日週-23日週の上昇ラインがサポート。1月16日週-23日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、2か月連続陰線。1月も陰線で終わるか。21年12月-22年11月の上昇ラインを下抜ける。上ヒゲの長い月足が続き下落。21年12月-23年1月の上昇ラインがサポート。22年11月-12月の下降ラインが上値抵抗。雲の上。
年足、21年、22年は短い陽線。22年は陰転。20年-22年の上昇ラインがサポート。08年-22年の下降ラインが上値抵抗。



喜望峰

ラマポーザが負荷制限のための「緊急パッケージ」を発表か

ラマポーザ大統領は、来週、国のエネルギー危機を緩和するために政府が講じる措置について国民に演説する予定である、と与党当局者は述べた。
州当局は緊急措置について協議しており、2月1日に内閣が戦略会議を開始する前に大統領が発表を行う可能性があると語った。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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