この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円、133円に距離? 米物価は鈍化基調-米国12月個人消費支出デフレーター
動画要旨
米国12月個人消費支出デフレーター
1月27日、22時30分に米国の12月個人消費支出、PCEデフレーターが発表されます。
米商務省が発表するデータで、消費者が購入する商品・サービス全般の価格変化を示す指標で、FRBが金融政策を決定する上で重視する指標です。FRBは、コアPCEデフレーターの上昇率を前年比2%に引き下げることを目指しています。
米国12月個人消費支出デフレーターを見る上でのポイントは3つ
1つ目は、11月の個人消費支出デフレーターは、ガソリン価格の下落や、航空運賃の下げで、総合・コアともに伸びが鈍化し、米国のインフレピークアウト観測を前進させました。
ただ、サービス分野では、航空運賃以外の部分の価格上昇が続いており、楽観的な状況とも言えません。
2つ目は、明日発表される12月のPCEデフレーターでは、12日に発表された12月消費者物価指数でインフレ圧力の後退が示されたほか、ガソリン価格の下落もあって、利上げペース鈍化を裏打ちするだろうとの、見方が市場では優勢です。
3つ目は、単月では注意点も。18日の卸売物価指数の項目の一部で、PCEに影響する部分が強めの数字だったこともあり、12月PCEが上振れするとの指摘もあります。そのため、来週のFOMCでFRBが利上げ停止を積極的に議論するだけのデータにもなりづらそうです。
結果とドル/円の反応
米国12月個人消費支出デフレーター
TEAMハロンズとしては、ガソリン下落で基調的な物価の上昇圧力は低下方向と見ていますが、サービス分野でまだ上昇圧力が残っているため、②をメインシナリオと考えています。
3分早わかり過去の結果
※過去10回分を表示、更新日2023年1月24日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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