この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。
米ドル、上値チャレンジ 米雇用情勢、健闘-米国12月雇用統計
動画要旨
米国12月雇用統計
1月6日、22時30分に米国の12月雇用統計が発表されます。企業が人員削減計画を発表しながらも、実際の雇用情勢に目立った影響はこれまでのところ見られず、労働市場のひっ迫傾向は残っています。こうした状況が続くのか、それとも、そろそろ雇用にも需要鈍化の波が押し寄せるのか注目されています。
米国12月雇用統計を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、アマゾン・ドット・コムなど大手IT企業や大手銀行の相次ぐ人員削減計画などで、チャレンジャー社調べの人員削減数は11月に10月の約2倍まで増加していたにもかかわらず、雇用市場は堅調でした。
足もとも高水準の求人件数や、歴史的な低水準に留まる新規失業保険申請件数から、雇用情勢はまだ底堅いと判断できそうです。
2つ目は、雇用を支えているのはレジャー・宿泊で、2020年3月よりも労働力が足りていません。こうした点は賃金の上昇圧力につながっていると考えます。
かたや、製造業・情報産業では過剰気味で、今後、労働市場の緩みへの不安はあります。
3つ目は、家計調査と事業所調査のかい離です。事業所調査から算出されるNFPは26.3万人増ですが、家計調査では雇用者数は13.8万人減少しています。
2月に1月雇用統計と同時に昨年のデータが見直されますが、改定値の結果によっては、FRBの利上げの道筋が変わってくる危険はあります。今回の指標結果の受け止め方が微妙な感じになる可能性もありそうです。
結果とドル/円の反応
米国12月雇用統計
TEAMハロンズとしては、企業側が慎重姿勢を強めている様子はうかがえるものの、記録的な低水準を続ける新規失業保険申請件数を鑑みて、②をメインシナリオと考えます。
3分早わかり過去の結果
※過去10回分を表示、更新日2023年1月5日
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
LIVE配信のご案内
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。