2022年12月26日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。
ドル/円は直近の日足が小陽線で終え、下値も切り上げ始めています。上昇エネルギーの強いものではなく、また、133.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けて終えることが出来ていないため、大幅続伸にも繋がり難いと見ますが、133.30-40の抵抗をクリアして133.50超えで終えれば、12/20に付けた130.58で底打ちが確定し、上値余地がもう一段拡がり易くなります。但し、中期トレンドがまだ弱いことから、下値リスクにも引き続き注意が必要です。また、131.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、130.50以下で終えた場合は立ち上げの可能性を打ち消して127～128円台まで下値余地が拡がり易くなります。 ドル買いは132.00-10で押し目買い。損切りは131.40で撤退です。ドル売りは1日様子見か133.80に浅い損切りを置き133.30-40で軽く試し売り程度に。 日足の上値抵抗は133.30-40，134.00-10，134.40-50に、下値抵抗は132.00-10，131.60-70，131.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクが若干後退。上値余地を探る動き。
ユーロ/円は小陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げています。単体では強い上昇エネルギーを持ったものではありませんが、141.00超えで終えたことにより、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しています。また、140.00近辺の足元がしっかりしており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。一方で、中期トレンドが“弱気”に変化しており、上値を追い切れずに反落する可能性にも注意が必要です。買いは無理せず140.00-10の押し目待ちとします。損切りは139.40で撤退です。売りは様子見に転じます。上値抵抗は141.40-50，141.80-90，142.30-40に、下値抵抗は140.30-40，140.00-10，139.60-70にあります。139.00以下で終えた場合は立ち上げの可能性を打ち消して、再び下値リスクが高くなります。
【ユーロ/ドル】：上下の抵抗を抜けきれず。
ユーロ/ドルは小陽線で終えています。値動きの乏しい展開が続いていますが、そろそろ一方向へ動き出す可能性にも注意が必要です。買いは1.0540-50の押し目待ちとします。損切りは1.0490で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.0630-40，1.0650-60，1.0700-10に、下値抵抗は1.0580-90，1.0540-50，1.0500-10にあります。1.0500を割り込んで終えた場合は、下値リスクが点灯します。
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