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ドル円一時130円台半ば 金融緩和修正で円高進む

ドル円一時130円台半ば 日銀の金融緩和修正受け急落

20日のドル円は、日銀の金融政策決定会合で長期金利の許容変動幅が拡大されたことを受けて急落し、本日未明には130.58円前後まで続落しました。

ドル円は20日昼前まで小幅な値動きとなっていましたが、正午頃に日銀の金融政策決定会合の結果が伝わると、長期金利の変動幅が0.25%程度から0.50%程度へ拡大されたことが事実上の利上げと受け止められ、急速に円を買う動きが強まりました。

その後行われた会見で日銀の黒田総裁は今回の決定について「利上げではない」としましたが、円買いの流れは止まらず、本日未明には8月初め以来4ヶ月半ぶりの安値となる130.58円前後まで続落しました。

ドル円下落が続くか注目 年末の荒い値動きに警戒

日銀がこのタイミングで金融緩和政策を修正するというのは多くの市場参加者にとって予想外であり、ドル円は大幅に下落する展開となりました。本日になりドルを買い戻す動きも出ましたが、今後さらにドル売り円買いの流れが加速するのか注目されています。

今夜は米12月消費者信頼感指数など複数の米経済指標が発表されます。昨夜発表された米11月建設許可件数は予想を大幅に下回ったものの、相場は大きく反応しなかったということもあり、今後個々の指標に対する反応は限定的なものとなることが予想されます。

ただし市場では今回の日銀の決定を受けて日米の金利差の縮小が意識されていることに加え、金融引き締め継続によるアメリカの景気後退が懸念されており、ドルが売られやすい状況となっています。年末の流動性が低い状況の中、指標発表でアメリカの景気後退の兆候が示されればドルが一段と下押しされて荒い値動きとなる展開も考えられ、警戒が広がっています。

 
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