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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。138.00超えで終えれば下値リスクがやや後退。135円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。



 

※年末年始の配信について
Daily Comment「週刊版」の配信は12/19号(12/18配信)までとし、年初は1/3号(1/3配信)から開始させて頂きますので、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。138.00超えで終えれば下値リスクがやや後退。135円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は高値圏から陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えている。下値リスクがやや高いものだが、前日の大陽線が135円台の足元を支えており、135.00を割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。一方で10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、この日足の上値抵抗が137.90-00にあることから、138.00超えで終えるか138.50-60の抵抗をクリアしない限り、下値リスクを残した状態にある。短期トレンドは12/2に付けた133.63で一旦底打ちした可能性が点灯中だが、135.00を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、134.00以下で終えた場合は“ドル弱気”の流れに戻して下値余地が拡がり易くなる。さらに133.20以下の越週か、値動きの中で133.00割れを見た場合は130円方向への続落の可能性に注意が必要となる。逆に138.00超えで終えるか、値動きの中で138.50-60の抵抗をクリアした場合は、日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなるが、139.30-40に週足の抵抗があり、139.50超えで越週するか、日足が140円台に乗せて終えるまでは下値リスクにも注意する必要がある。日足の上値抵抗は、137.00-10,137.40-50,138.00-10,139.20-30に、下値抵抗は136.00-10,135.50-60,134.90-00,134.00-10にある。21日、120日移動平均線は137.76,140.41にあり、強い上値抵抗として働く可能性が高いが、200日線は135.56にあり、下値を支えた状態にある。 一方直近の週足を見ると、前週足から若干上寄りのスタートとなったが、上下の攻めに失敗して週初の寄り付き水準近くに戻した形で終えている。上下の抵抗にぶつかって終えているが、10/21に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクにより警戒する必要がある。一方下値は、135.00±10銭に週足ベースで見た強い抵抗が出来ており、下値攻めの動きが強まった場合でもこのレベルでの売りは慎重に臨む必要がありそうだ。但し、134.00以下で越週した場合は立ち上げの可能性を打ち消して再び下値リスクが高くなるので注意したい。今週の週足ベースで見た上値抵抗は138.00-10,139.30-40,141.20-30に、下値抵抗は135.00±10銭、134.20-30,133.20-30,130.60-70にある。31週移動平均線は138.32にあり、上値を抑え込んだ状態だが、62週線は128.03に位置しており長期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは136.10-20で軽く押し目買い。損切りは135.80で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は様子を見るか、134.90-00で再度押し目買い。この場合の損切りは134.40で撤退。売りは137.70-80の戻り待ち。損切りは138.20で浅めに撤退としたい。 上値は、137.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、これをクリアした場合は137.50-60,137.70-80,138.00-10,138.50-60にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。138.00超えで終えた場合は、139.50-60近辺まで上値余地が拡がり易くなる。さらに140.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば短期トレンドが“ドル強気”に変化して一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、136.00-10に強い抵抗があるが割り込んだ場合は“ニュートラル”な状態に戻して、135.50-60,135.00-10,134.50-60,134.00-10の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。134円を割り込んで終えるか133.50割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2022/04/11~2022/12/16(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/11/01~2022/12/16(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:上値トライの可能性を残した状態。144.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、141円割れで終えた場合は中期トレンドも変化。

直近の日足は大陰線の出現となり、前日の大陽線の値幅をほぼ切り崩している。単体では下値リスクの高いものだが、下値を切り上げる流れを維持していることや、10/21に付けた148.40を直近高値として上値を切り下げてきた流れからも上抜けた位置を保っており、上値トライの可能性を残した状態にある。このため週初の突っ込み売りにも注意する必要があるが144.50割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に変化、日足の終値が144.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯、141.00以下で終えた場合は中期トレンドも“ユーロ弱気”に変化した可能性が高くなる。逆に146.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は下値リスクが後退して147円超えの抵抗をトライする動きへ。日足の上値抵抗は145.50-60,146.00-10、146.50-60,147.10-20に、下値抵抗は144.50-60,143.90-00,142.80-90にある。21日、120日、20日移動平均線は144.19、141.74,139.98に位置しており、短・中期トレンドをサポート中だが、144円を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなる。 一方直近の週足は陽線引けとなり、続伸して終えているが、この足の上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となっている。また、10月に付けた148.40を基点として上値を切り下げる流れから実体ベースで上抜けておらず、145.50超えで越週するまでは“ダマシ”に終わる可能性がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は145.00-10,146.00-10,147.10-20に、下値抵抗は143.80-90,141.80-90,140.00-10にある。145円台に乗せて終えれば上値トライ続行の可能性が、145.50超えで越週した場合は下値リスクが後退して146円超えの抵抗を再度トライする動きが強まり易くなる。逆に、143.80以下の越週で下値リスクが点灯、141.80以下で越週した場合は中期トレンドの変化に注意が必要となる。31週、62週移動平均線は、141.16と136.32に位置しており、中・長期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは144.50-60で押し目買い。損切りは144.30で浅めに一旦撤退。144円を割り込んで終えた場合は短期戦略を“ユーロの戻り売り”に転換。但し、142.00~141.80ゾーンの下値抵抗にも注意。ユーロ売りは様子見か146.20-30まで引きつけて。損切りは146.80で撤退。 上値は、144.80-90に軽い抵抗が、145.00-10,145.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、これをクリア出来れば145.90-00,146.20-30,146.50-60にある強い抵抗をどこまでクリア出来るか再度トライする動きへ。146.60超えで終えれば下値リスクが後退して147.10-20,147.40-50,147.80-90,148.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、144.50-60に強い抵抗があるが、これを割り込んだ場合は“ニュートラル”な状態に変化。さらに144円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して、143.50-60,143.10-20,142.40-50,142.00-10,141.80-90にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯、141円を割り込んで終えた場合は中期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/05/31~2022/12/16(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

 

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