2022年12月14日
【ドル/円】：上値の重い展開。突っ込み売りにも注意。
ドル/円は米CPIの結果を受けて、値幅の大きい陰線引けとなりました。この足が136円台を維持出来ずに終えており、下値リスクがやや高い状態です。134.10-20，133.50-60に日足の抵抗が、133.20-30に週足の下値抵抗がありますが、全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。逆に、136.60超えで終えれば下値リスクがやや後退、137.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、“やや強気”の流れに変化して一段の上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か134.00-10まで引きつけて。損切りは133.40で撤退です。ドル売りは137.00-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは137.70で撤退です。 日足の上値抵抗は136.50-60，137.00-10，137.50-60に、下値抵抗は135.00-10，134.50-60，134.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗を抜けきれず。
ユーロ/円は陰線引けとなり前日の上げ幅を失っていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの可能性を残した状態です。買いは143.60-70で押し目買い。損切りは142.90で撤退です。売りは様子見か144.80-90で戻り売り。損切りは145.40で撤退です。上値抵抗は144.60-70，145.00-10，145.40-50，145.70-80に、下値抵抗は143.60-70，143.00-10にあります。143.00を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。逆に145.70-80の抵抗を上抜けて越週すれば新たな上昇トレンド入りの可能性が生じます。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは続伸。実体ベースで1.0610-20の抵抗を上抜けており、一段の上昇に繋がる可能性が点灯中です。週足も1.0600超えの越週なら新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなります。“ダマシ”の可能性を残しているので買いは1日様子見か1.0550-60まで引き付けて。損切りは1.0500で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0630-40，1.0670-80，1.0710-20に、下値抵抗は1.0600-10に軽い抵抗が1.0570-80，1.0540-50，1.0510-20に強い抵抗があります。1.0430以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。
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