2022年12月2日
【ドル/円】:戻り売り方針継続。
ドル/円は、直近の日足が前日足から下寄りのスタートとなり、安値圏で引ける陰線引けとなりました。134~135円台には本来強い下値抵抗がありますが、直近の陰線が新たな下げトレンド入りの可能性を示唆しており、続落の可能性により警戒が必要です。この陰線の値幅(高値137.53)を上抜けて終えない限り、下値リスクが軽減されません。また、134円台を割り込んで終えた場合は132.50前後にある中期的な下値抵抗をトライする動きへ。 買いは様子見です。売りは136.20-30の戻り待ちとします。上値余地を136.40-50まで見て置く必要があります。損切りは137.10で撤退するか、深い場合は下値リスクが若干後退する137.60に置く必要があります。 日足の上値抵抗は、136.20-30,137.50-60,138.00-10,138.50-60に、下値抵抗は135.00-10,134.10-20,132.50-60にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は反落。142.40-50の抵抗を若干下抜けて終えており、下値リスクがより高い状態です。140円台後半に週足の下値抵抗がありますが、140円台を守り切れずに越週した場合は、中期トレンドが変化します。買いは様子見です。売りは143.10-20の戻り待ちとします。損切りは144.10で撤退です。上値抵抗は142.60-70,143.10-20,143.70-80に、下値抵抗は142.00-10,140.90-00,140.60-70にあります。144円台を回復して引ければ下値リスクが軽減されますが、145.70超えで終えるまでは“強気”に変化しません。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。押し目買い。
ユーロ/ドルは1.05台に実体を置く陽線引けとなりました。もみ合いを上抜けた形となっており、上値トライの動きが強まると見られます。1.0610-20,1.0650-60に日足、週足の上値抵抗が控えていますが、上抜けて終えれば一段の上昇へ。買いは1.0440-50の押し目待ちとします。損切りは1.0380で撤退です。売りは様子見に転じます。上値抵抗は1.0610-20,1.0650-60,1.0720-30に、下値抵抗は1.0480-90,1.0440-50,1.0400-10にあります。1.0300を割り込んで終えない限り、“ユーロ強気”の流れを維持します。
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